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神川大滝公園

( 分類:公園 )


◇ 訪問日 ◇
2019年11月23日
◇ 住 所 ◇
鹿児島県肝属郡錦江町神川2382
都城市街から東九州道を経由して笠之原ICから国道269号線を通り、県道561号線に入り総距離およそ74km。
◇ 駐車場 ◇
有り 乗用車80台(無料)
◇ 備 考 ◇
神ノ川を挟んで整備された公園。
園内に流れ落ちる神川大滝は、落差25m、幅30mの直瀑。
周辺には他に6つの滝が流れ落ちていて、神ノ川七滝伝説が語り継がれている。
高さ68mの吊り橋があり、そこからの眺めは絶景である。

神川大滝公園は神ノ川を挟んで整備された自然公園で、園内には子供が楽しめる遊具や公園を一周出来るハイキングコースの他に食堂「大滝の茶屋」があり、最奥には公園の目玉となる神川大滝が流れ落ちています。

神川大滝公園2

国道269号線を佐多岬に向かって南下して行くと、「←神川大滝公園」の標識が現れる。
案内のある交差点を曲がって行き、道幅の狭い通りを抜けて標識を頼りに3.5kmほど進んで行くと公園の駐車場に辿り着きます。

神川大滝公園3

公園の入口部分では、赤い螺旋階段とその横に小さな滝が見えている。
螺旋階段はハイキングコースになっていて、階段を上って行くと大吊橋へと行く事が出来る。

神川大滝公園4

螺旋階段の横で流れ落ちている小滝。
迫力は無いが力強く流れている。

この辺りの滝には神ノ川七滝伝説が伝えられていて、この小滝もその一つに数えられています。
別名「弁財天の滝」と呼ばれ、滝のそばには可愛らしい弁財天の石像が設置されています。

神川大滝公園7

小滝の前を通り過ぎて奥に進むと、右側に大滝の茶屋があります。
”そうめん流し”と書かれたのぼりが掲げられていて、自然を満喫しながら食事が出来る事を売りにしている様です。
夏場に大滝を見ながら食べる流しそうめんは、涼しそうで良いですね。

神川大滝公園8

大滝の茶屋を通り過ぎて奥に見えて来るのが、目玉となる神川大滝。
遊歩道が滝つぼ付近まで整備されていて、そこに展望所が設けられています。

神川大滝公園9

展望所から眺めた神川大滝。
落差は25mと低いものの、幅広で力強く流れ落ちる姿は見ていて壮観である。
広い滝つぼには、岩壁の隙間から流れ落ちる伏流水がいくつも見られる。

神川大滝は別名を「恵比須の滝」と呼ばれ、滝のそばには恵比須像が設置されています。
滝それぞれに七福神が守護神となり祀られているようですね。

神川大滝公園12

来た道を戻り、今度は螺旋階段を上がって大吊橋を目指して行きます。

神川大滝公園13

螺旋階段の上から駐車場の方を眺めて見る。
駐車場の周辺には桜の木が植えられていて、春になると綺麗なピンクの花びらで一面が覆われる様です。

神川大滝公園14

螺旋階段の先に続く遊歩道は、小滝の上流となる小さな小川沿いに歩いて行く、なだらかな道となるが・・・

神川大滝公園15 神川大滝公園16

後半は、ひたすら階段を上がって行くきつめの道となる。
舗装され整備されていますが、雨の後等は所々ぬかるんでいるので注意。赤い柱が見えてきたら大吊橋に到着です。

神川大滝公園17

全長130m、高さ68mの大吊橋。
実は車でこの付近まで回って来ることも可能なのだが、車で来るにはかなり遠回りして、なおかつ狭い山道を通る事になるので、歩くのは大変でも螺旋階段を上がって来た方がずっと早い。

神川大滝公園18

大吊橋から眺めた景色。
眼下に見えるのが大滝の茶屋で、その右に見える赤いのが螺旋階段。
高さ68mからの眺めはなかなかの絶景です。

神川大滝公園19

大吊橋から眺めた神川大滝。
滝壺はまるで隕石が落ちて出来たかのように丸くポッカリと空いている。
大吊橋から眺める大滝はとても素晴らしいので、ぜひ立ち寄って欲しいお勧めのスポットです。

七滝伝説が語り継がれる滝の位置を示す滝MAP。
時間にゆとりがあれば全部をまわって見たい所ですが、7つの内3つは整備中になっている事もありまたの機会に致します。


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