シンボルマーク イラストアイコン

薩摩長崎鼻灯台

( 分類:景勝地・灯台 )


◇ 訪問日 ◇
2019年11月26日
◇ 住 所 ◇
鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水長崎鼻
鹿児島市街から国道225号線を経由して国道226号線を通り、「長崎鼻入口」交差点から県道242号線を通り、総距離およそ60km。
◇ 駐車場 ◇
有り お土産屋さんの駐車場(有料)
尚、飲み物1本でも買い物をすれば無料にして貰える。
◇ 備 考 ◇
2018年に「恋する灯台」に認定された白い灯台
浦島太郎の龍宮伝説が伝えられている地で
乙姫様(豊玉姫)を祀った龍宮神社があり、縁結びの神様として信仰され人気を集めている。

薩摩長崎鼻灯台1

お土産屋さんが建ち並ぶ遊歩道の入口部分。左側はお土産屋さんの有料駐車場。
ここから少し手前の方に長崎鼻パーキングガーデンという無料駐車場があるのだが、その駐車場入口の手前でお土産屋さんの客引きがあり、お店でジュース1本でも買い物して貰えれば駐車場代は無料という事で、誘われるままに遊歩道から最も近いという写真左の駐車場に誘導されました。

薩摩長崎鼻灯台2

長崎鼻灯台へと続く遊歩道
この通りは「長崎鼻たまて箱通り」と呼ばれているようです。

通りには鹿児島出身の有名人といった鹿児島にちなんだ事が紹介されていて、中にはこんな鹿児島弁検定なるものがありました。
鹿児島弁検定協会が主催する検定で、合格者はなんと学士・修士・博士号の認定が貰えるそうです。

薩摩長崎鼻灯台4

通りの最後には三神体が祀られています。
左から「福蛙(交通安全・海難防止)」「福亀(長寿)」「田の神(豊穣、子孫繁栄)」です。

薩摩長崎鼻灯台5

通りを抜けて長崎鼻灯台へは道なりに右の方へと下って行きます。
左の赤い鳥居の先は龍宮神社。

薩摩長崎鼻灯台6

龍宮神社には浦島太郎の龍宮伝説が伝えられていて、豊玉姫(乙姫様)を祀っており、縁結びの神様として信仰され人気を集めているそうです。

薩摩長崎鼻灯台7

龍宮神社を正面から見るとこう
建物は伝説の龍宮城をイメージして作られているようですね。

薩摩長崎鼻灯台8

正面右奥にある願いの貝塚
この神社ではホタテや牡蠣等の貝殻に願い事を書き入れ祈願する「貝殻祈願」を行っていて、この塚にて永年保存されているそうです。
多くの人の願いがここに眠っています。

薩摩長崎鼻灯台9

龍宮神社を後にして、灯台を目指して遊歩道を進みます。
岬の先端まであと少し、小さく灯台も見えています。

薩摩長崎鼻灯台10

遊歩道の途中には浦島太郎と海亀の石像が置かれています。
浦島太郎の周りを男性は左側から、女性は右側から2回周り亀を撫でたら願い事が叶うと言われているそうです。
石像の周辺は、その願い事が書かれた沢山の貝殻で敷き詰められていました。

薩摩長崎鼻灯台11

遊歩道から海を挟んで眺められるのが標高924m開聞岳
円錐形のシルエットが富士山を思わせる所から別名「薩摩富士」とも呼ばれているそうです。

薩摩長崎鼻灯台12

浦島太郎像からおよそ120mほど歩いてきた場所
長崎鼻灯台もだいぶ近くなってきた。
対岸には薄っすらと南大隅町辺りだろうか陸地も見える。

薩摩長崎鼻灯台13

薩摩長崎鼻灯台に到着
地上約11mの灯台はそれほど大きくはないですが、近辺を航行する船の道しるべとして重要な役割を担っています。

薩摩長崎鼻灯台
海風に晒されているせいか看板がボロボロになってしまっています。
(クリックすると画像が拡大します)

薩摩長崎鼻灯台15

灯台から岬の先端の方を眺めてみると、わずかだが遊歩道らしき道が見える。
整備は全くされていないようだが、以前は先端の方まで行ける遊歩道が設けられていたのだろうか。

薩摩長崎鼻灯台16

足場の悪い岩場を歩き岬の先端の方まで来てみました。
観光客は多く見かけるものの、さすがに足場の悪い所を通ってここまで来る人はいないようですね。


▲トップへ戻る