関之尾滝
( 分類:日本の滝100選 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2019年11月23日
- ◇ 住 所 ◇
- 宮崎県都城市関之尾町6843-20
都城IC(宮崎道)から国道10号線、県道420号線、県道42号線を経由して県道107号線を通り、総距離およそ13.5km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 乗用車15台(無料)滝の駅せきのお駐車場
※第2駐車場(40台)も近くにあり - ◇ 備 考 ◇
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日本の滝100選の1つ、幅約40m 落差18mの直瀑
<滝の駅せきのお>
[営業時間]
4月~9月 9:00~18:00
10月~3月 9:00~17:00
関之尾滝に最も近い駐車場。
この駐車場には、他でも珍しい「滝の駅」が併設されていて、地元の特産品等を販売しています。
滝の駅の前辺りにあるこの坂を下り、まずは滝を目指して歩いて行きます。
坂を下りた正面の建物は御手洗いです。
坂を下りて行くと途中に階段があるのですが、そこには車椅子用のスロープも設けられていました。
遊歩道を更に進むと、やがて赤い建物の川上神社が見えて来ます。
川上神社の前辺りに来るとそこには展望広場があり、ここから関之尾滝を眺める事が出来ます。
車椅子の方もここまで来れる様に遊歩道が配慮されています。
展望広場から眺めた関之尾滝。
滝の前には吊橋が架かっていて、その吊橋から間近に眺める事が出来ます。
吊橋へは、展望広場から続いている遊歩道をさらに歩いて行きます。
この先の遊歩道は路面が悪く、車椅子が通るようには配慮されていないようです。
展望広場からそう離れていない所に階段があり、この階段を降りて行くと吊橋に行く事が出来ます。
階段を降りずに遊歩道をさらに進むと、甌穴群のある滝の上流の方へと行けます。
階段を半分ほど降りて行くと吊橋と関之尾滝が見えて来ます。
以前はこの吊橋を渡り切って、甌穴群のある滝の上流の方へと行く事も出来たようですが、現在は落石や倒木により通行禁止になっていました。
吊橋の上から眺めた関之尾滝。
滝の周辺には水しぶきが立ち込めるほどの大迫力。晴れた日には虹が架かって見える事もあるそうです。
吊橋から先ほどの遊歩道に戻り、今度は甌穴群のある滝の上流へと歩いて行きます。
遊歩道の脇には水路が設けられていて、その水路から溢れ出た水が”男滝”となって関之尾滝の横で流れ落ちています。
しばらくは、緩やかな遊歩道を散策しながら歩いて行きます。
黄色く色付いた葉が綺麗でした。
紅葉の時季としてはピークが過ぎている頃で、だいぶ葉が落ちてはいましたが、赤や黄色に色付いた葉がまだ多く残っていました。
川の方へと降りて行く階段。
階段を下りて行った先に、潜り橋や甌穴群があります。
階段を降りて川まで行くと、その先に橋が架かっています。
この橋は大雨が降って増水した時に、川の中に潜ってしまう事から「潜り橋」と呼ばれています。
潜り橋の上から関之尾滝の方を眺めた景色。
川の中に広がるゴツゴツした岩が、自然が作り上げた貴重な甌穴群。
この様に形成された甌穴がこの辺りに広く分布していて、滝から上流にかけて約600m、最大幅で80mに及ぶそうです。
潜り橋を渡った対岸は公園になっていて、川辺に座ってくつろいでいる老夫婦や色付いている紅葉を眺め散策している人達がいました。
たまにはこんな公園でノンビリ過ごすのもいいものですね。