大滝自然公園
( 分類:景勝地 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2020年06月14日
- ◇ 住 所 ◇
- 群馬県みどり市東町小中
太田桐生IC(北関東道)から国道122号(50号)線を通り、約34.3km先で県道268号線に入り大滝方面へ、そこから4.7km先で林道に入り2.4kmで駐車場に辿り着く、総距離およそ41.4km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 普通車 約6台分のスペース(無料)
- ◇ 備 考 ◇
-
公園内を流れる大滝は小中(こなか)大滝とも呼ばれ、落差96mの段瀑は群馬県内最大級の滝となる。
もう一つ見所となるのが「けさかけ橋」と呼ばれる吊橋で、最大傾斜44%を誇る姿は他では類を見ない階段吊橋となっている。
![大滝自然公園1](gnm-img/gnm-003/gnm-003-01.jpg)
国道122号線から小中交差点を曲がって県道268号線を通って大滝方面を目指してやってくる。
途中までは2車線ですがその後は1車線の道になり、林道に入るとすれ違いが困難な狭い道を2.4kmほど走り、この場所にたどり着く。
![大滝自然公園2](gnm-img/gnm-003/gnm-003-02.jpg)
![大滝自然公園3](gnm-img/gnm-003/gnm-003-03.jpg)
途中、林道の入口には「大滝→」といった案内標識があるので、注意していれば迷わず来れるかと思います。
スロープを下りた川沿いに6台分ほどの駐車場が設けられています。
![大滝自然公園4](gnm-img/gnm-003/gnm-003-04.jpg)
![大滝自然公園5](gnm-img/gnm-003/gnm-003-05.jpg)
駐車スペースから川の上流側に川を横断する橋が架けられており、遊歩道はこの橋を渡って山の奥へと続いています。
なお橋の手前には御手洗いも設けられています。
![大滝自然公園6](gnm-img/gnm-003/gnm-003-06.jpg)
![大滝自然公園7](gnm-img/gnm-003/gnm-003-07.jpg)
川に架けられている橋は長さ17mの木造で源太橋という名前が付いている。
名前の由来には伝承があるようですが、デザインは景観に良く合っている様に思えます。
![大滝自然公園8](gnm-img/gnm-003/gnm-003-08.jpg)
橋を渡って正面から、遊歩道は山の上の方へと登って行きます。
案内標識が木の陰になっていますが、ここから先180mで小中大滝展望台となっています。
![大滝自然公園9](gnm-img/gnm-003/gnm-003-09.jpg)
![大滝自然公園10](gnm-img/gnm-003/gnm-003-10.jpg)
橋を渡って左側の方も川沿いに遊歩道が続いており、周辺はちょっとした自然公園になっています。
![大滝自然公園11](gnm-img/gnm-003/gnm-003-11.jpg)
![大滝自然公園12](gnm-img/gnm-003/gnm-003-12.jpg)
小中大滝展望台に向かって遊歩道を上がって行くと、間も無くして山をくり抜かれて作られたトンネルが現れます。
![大滝自然公園13](gnm-img/gnm-003/gnm-003-13.jpg)
トンネルを抜けると目の前には、袈裟(けさ)かけ橋と呼ばれる階段状の吊橋が現れ、一気に下って行きます。
![大滝自然公園14](gnm-img/gnm-003/gnm-003-14.jpg)
袈裟かけ橋は長さ51m、幅1.2mあり、最大傾斜が44%になるそうです。
角度にすると最大で約24度という事になります。
![大滝自然公園15](gnm-img/gnm-003/gnm-003-15.jpg)
傾斜角度を数値で見ると大した事ないように思えますが、実際に歩いて見ると数値以上の急勾配に感じ、けっこうスリルがあります。
※雨の日や、雨が降った後等は足元が滑りやすいので、注意して歩きましょう。
![大滝自然公園16](gnm-img/gnm-003/gnm-003-16.jpg)
橋を渡ると遊歩道は二手に分かれます。
正面を登って行くと小中大滝展望台へ行きますが、右に少し下って行った所にもひとつ展望所が設けられています。
![大滝自然公園17](gnm-img/gnm-003/gnm-003-17.jpg)
![大滝自然公園18](gnm-img/gnm-003/gnm-003-18.jpg)
右に少し下って行った所に有る展望所。
すぐ目の前で大滝が音を立てて流れ落ちているのは分かりますが、周辺は緑豊かな木々が生い茂っていて、残念ながら滝があまり良く見えません。
![大滝自然公園19](gnm-img/gnm-003/gnm-003-19.jpg)
![大滝自然公園20](gnm-img/gnm-003/gnm-003-20.jpg)
分かれ道まで戻って来て、今度は遊歩道を上に登って小中大滝展望台へとやって来た。
展望台は大岩の上を平らにして設けられた造りになっています。
![大滝自然公園21](gnm-img/gnm-003/gnm-003-21.jpg)
![大滝自然公園22](gnm-img/gnm-003/gnm-003-22.jpg)
肝心の滝の眺めはどうかというと・・・
残念ながら、こちらも緑豊かな木々に遮られてしまい、あまり良く見えません。
![大滝自然公園23](gnm-img/gnm-003/gnm-003-23.jpg)
滝鑑賞を目的に訪れるならば、葉が枯れ落ちた時期か、新緑が生える前の春口が良さそうです。
秋は紅葉が映える場所で中々の絶景らしいので、もしかしたら紅葉シーズン中は混雑しているかもしれませんので御注意下さい。