山の駅・昭和の学校

花巻市街地から花巻南温泉郷を通り12kmほど山に向かって行った道沿いにある山の駅”昭和の学校”
ここは2012年に閉校となった旧花巻市立前田小学校の校舎を再利用して設けられた施設です。

かつてグラウンドだった場所は綺麗に舗装され駐車場となっています。
旧グラウンドだけあって広く、大型バスも十分に駐車出来ます。

”昭和の学校”と大きく掲げられている校舎は、今どきの何処にでもある普通の建物であまり古さは感じさせません。

しかし校舎の壁等には昭和を代表するホーロー看板がびっしりと張られていました。
今も有名なメーカーから、古いからか知らないメーカーまで多種多様あります。

ここが昭和の学校の入口です。
入口の上部には、かつての旧学校名がそのまま残されています。

入口を入ってすぐのホール
階段には様々な年代のラジカセが並び、奥には昭和時代の”三種の神器”が展示されています。
右側の受付で入場料を支払い奥に行って見ます。

奥に行くと２階が吹き抜けになった珍しい？造りの広場に出る。
ここには古い人形や書物等が展示されています。

階段を上がり２階へ
階段の壁面にも古いチラシやポスター等が張られています。

２階の風景です。
教室だったと思われる部屋は色々なテーマ別の展示室となっており、中もびっしりと古い雑貨が展示されています。

こちらも２階の展示室
映画のポスターが壁いっぱいに展示されており、昭和30年頃当時の映写機まで展示されています。

他にも酒場に駄菓子屋、散髪屋と全てが昭和一色に染まった展示場でした。
そして驚きなのが、展示品は全部でおよそ20万点におよび、これら全て昭和の学校の校長が一人で長年集めて来た雑貨だそうです。
昭和生まれはもちろんの事、平成生まれ以降でも、昭和の良き時代を垣間見れる展示施設ですので一度覗いて見て下さい。