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清津峡渓谷トンネル

( 分類:景勝地 )


◇ 訪問日 ◇
2021年04月25日
◇ 住 所 ◇
新潟県十日町市小出癸2119-2
湯沢IC(関越道)から国道17号線を経由して国道353号線を通り、県道389号線で清津峡へ、総距離およそ17.7km。
◇ 駐車場 ◇
有り 大型車7台、普通車155台(無料)
※第1~第3駐車場
◇ 備 考 ◇
日本三大渓谷に数えられ、国の名勝・天然記念物に指定された柱状節理の渓谷美が観賞出来る歩道トンネル。
[受付時間]
 8:30~16:30(17:00 閉坑)
 ※冬季は降雪状況により時短営業や臨時休坑有り
  詳細はページ下部の清津峡公式HPを参照
[入坑料金]
 大人 800円、子供(小・中学生)400円
 幼児 無料

清津峡渓谷トンネル1

清津峡渓谷トンネルの第1駐車場です。
トンネルから一番近い駐車場なので、ここはすぐ満車になってしまうようです。
入口は奥側になっていて、手前は出口専用になっていますので御注意。

清津峡渓谷トンネル2

駐車場から道路を挟んで向かい側には清津川が流れています。
川はエメラルドグリーンで、とても綺麗な色をしています。

清津峡渓谷トンネル3

駐車場からは清津峡小出温泉街を通って行きます。
温泉街といっても今では数軒しかありませんでしたが…

清津峡渓谷トンネル4 清津峡渓谷トンネル5

温泉街を抜けたら、今度は清津川沿いに続く遊歩道を通って行きます。
トンネル入口まであと約80mほどなので、ノンビリ川を眺めながら歩きます。

清津峡渓谷トンネル6

遊歩道の途中には、エントランス施設「ぺリスコープ(潜望鏡)」が建っています。
1階部分はカフェとお土産店になっていて、2階部分はトンネル内で湧出した温泉を利用して足湯が設けられています。

清津峡渓谷トンネル7 清津峡渓谷トンネル8

清津峡渓谷トンネルの入口部分
トンネルの中は全長約750m有り、3つの見晴し所と最奥のパノラマステーションで構成されています。

清津峡渓谷トンネル9

入口で入坑料を支払い、薄明るく照らし出された静かなトンネルを進みます。

清津峡渓谷トンネル10 清津峡渓谷トンネル11

トンネルの途中に少し広くなっている場所が有り、その場所には清津峡の成り立ちや、国の名勝・天然記念物となる清津峡の柱状節理に関して紹介しているパネルが置かれています。

清津峡渓谷トンネル12 清津峡渓谷トンネル13

トンネルを進むにつれて、内部を照らす明かりが緑から黄色・赤と変わります。
これらはトンネル全体がアート作品としてデザインされており、自然の5大要素「木、土、金属、火、水」をモチーフにしているそうです。

清津峡渓谷トンネル14

左側に広い空間が広がる分岐点
第一見晴し所に到着です。

清津峡渓谷トンネル15 清津峡渓谷トンネル16

第一見晴し所は特にデザインされた感じは無い空間で、シンプルにコンクリ壁で覆われただけの空間です。

清津峡渓谷トンネル17 清津峡渓谷トンネル18

柵の外側には写真じゃ撮り切れないほどの間近で、柱状節理の岩壁が切り立っていて、眼下には清津川が激しく流れる景色が望めます。

清津峡渓谷トンネル19

第二見晴し所は工事中だったので素通りし、ここは第三見晴し所です。
この空間のデザインは「しずく(火)」をモチーフにしているそうです。

清津峡渓谷トンネル20a 清津峡渓谷トンネル20b

柵の外側は、第一見晴し所と同様に柱状節理の岩壁が雄大に広がっています。

清津峡渓谷トンネル21

最後は青白い明かりが灯されたトンネルを進み、最奥のパノラマステーションへと向かって行きます。

清津峡渓谷トンネル22

最奥の空間に広がっているのは「ライトケーブ(光の洞窟)」と呼ばれるパノラマステーション。
トンネルの壁面には半鏡面仕上げのステンレス板が張られ、床面に張られた水が静かに水鏡となり、外の景色を映し出している。

清津峡渓谷トンネル23

床全体に水が張られていますが、外周部はかなり浅くなっていて靴のままでも歩く事が出来ます。

清津峡渓谷トンネル24

柵の外に広がる清津峡の景色。
左側の壁面下には旧遊歩道の一部が今でも残っているのが見えます。
以前はその旧遊歩道を通って清津峡の渓谷美を見に来ていたそうですが、崩落の危険から閉鎖され、この歩道トンネルが建設されたそうです。


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