角島灯台
( 分類:日本の灯台50選 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2019年11月29日
- ◇ 住 所 ◇
- 山口県下関市豊北町大字角島2343-2
下関IC(中国道)から県道258号線を経由して国道191号線を通り、県道275号線で角島大橋を渡り県道276号線で、総距離およそ56.5km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 乗用車150台以上(300円/1回)
- ◇ 備 考 ◇
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日本の灯台50選の1つで
全国に16基しかない”登れる灯台”です。
[参観寄付金]
大人(中学生以上)300円
[参観時間]
5月~9月 9:30~16:30
10月~4月 9:00~16:00
県道275号線から角島大橋を渡り道なりに走って来ると、大きな角島灯台が見えて来て、その脇を通り過ぎた辺りにいくつもの駐車場が設けられています。
料金が無料では無いが、300円と良心的なのがいい。
駐車場の出入り口辺りから見上げた角島灯台
丘の上に建つ角島灯台はとても圧巻である。
道路脇の歩道を上がって行けば正面の受付に回れます。
右の建物が参観受付所になっています。
灯台に登るにはここで参観寄付金として大人(中学生以上)200円を払います。
受付の横にも書いてありますが、これは貴重な灯台の維持管理に必要な協力金となります。
そしていよいよ灯台に登って行きます。
展望所まで105段ある螺旋階段を上がって行きますが、階段は狭く勾配も急なので、下りて来る人とは譲り合いながら登りましょう。
螺旋階段を上がり切ると、最後に待ち構えているのがこの階段。
垂直に近いこの階段を上がって行くと、いよいよ展望所に出る事が出来ます。
展望所に出て上を見上げると、大きなフレネルレンズがとても間近に!
これで18.5海里(約34.2km)先まで照らしているそうです。
展望所から見下ろした景色
下に見えるのは夢崎波の公園で、角島灯台を設計したイギリス人技師プラントンにちなんで英国風に作られた公園との事です。
こちらは駐車場の景色
休日になるとこの辺りは車で混雑しているそうです。
眺めがとても良く天気にも恵まれたので、遠く本州の山々まで見渡して眺める事が出来ました。
灯台を十分に堪能したら今度は灯台のすぐ前にある記念館へ
元々は灯台職員の宿舎であった退息所を改装して記念館にしたそうで、角島灯台の歴史や初代灯台長の紹介、灯台に使われている技術等を紹介しています。
まずこちらは初代灯台長の執務室を復元した部屋
壁には角島灯台の歴史といくつかの古い灯台の模型が飾ってあります。
椅子に座っている人物が初代角島灯台長のジョセフ・ディックさん
元は技師として灯台の建設にたずさわっていた方ですが、完成後も灯台長として灯台守の育成や指導に力を注いでくれたそうです。
続いてこちらは「光の研究室」と呼ばれる部屋
灯台に使われてきたレンズの歴史やその仕組み等を紹介しています。
そしてこちらが「機械仕掛けの工房」と呼ばれる部屋
灯台内部の構造や灯台がどうやって建てられたかを紹介しています。