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白ひげの滝

( 分類:景勝地・滝 )


◇ 訪問日 ◇
2019年09月09日
◇ 住 所 ◇
北海道上川郡美瑛町字白金
旭川市街から国道237号線を経由して道道966号線を通り、およそ44km。
◇ 駐車場 ◇
有り 乗用車9台(無料)
白金温泉観光組合の駐車場も駐車可(25台 無料)
◇ 備 考 ◇
落差30mの潜流瀑。
白金温泉街にある美瑛川に架かるブルーリバー橋から眺めることができて、夜間は通年ライトアップもされている。
[点灯時間]
・夕暮れ時から21:00まで

白ひげの滝1
白ひげの滝2

白金温泉街のすぐそばに地層の隙間から流れ落ちる「白ひげの滝」がある。
滝付近の駐車場は、「青い池」方面から道道966号線を通って来ると、白金温泉街に入った所で橋を渡る、その橋を渡り切った横に公共の駐車場がある。駐車場の目の前は、湯元白金温泉ホテルがあるので目印にすると分かり易いだろう。

白ひげの滝3

白ひげの滝へは、駐車場の奥側にある橋が遊歩道になっていて、橋を渡って右手の方へ歩いて行くとブルーリバー橋が見える。

白ひげの滝4

これがブルーリバー橋。
この橋は、美瑛川に架かる橋で、橋を渡って行った先には、十勝岳火山砂防情報センターという施設がある。
ちなみに入場は無料
開館時間は以下のとおりである。
(5~10月)8:30~17:00
(11~4月)10:00~16:00

白ひげの滝は、ブルーリバー橋の上から眺める事が出来る。地層の隙間から湧き出してきた十勝岳連峰の地下水が美瑛川に流れ落ちて、それがブルーリバー(青い川)となっている。夜間にライトアップもしているので近くのホテルに宿泊した際には、夜の散歩がてら見に来ては如何だろうか。とても幻想的ですよ!
(※写真をクリックするとライトアップの写真が見れるよ。)

周辺を見渡すとビックリするのが、滝の上に建てられている温泉ホテル。滝の水量もそれなりに多いので地面の下に空洞があるのは間違いない。崩れる心配は無いのだろうかと素人なりに心配になったが、逆に考えるとホテルが建てられるぐらい地面が固いので崩れる心配もない、と自分なりに結論付けてしまった。

橋の上から眺めた美瑛川、別名ブルーリバー(青い川)と呼ばれ地域住民に親しまれている川である。
川が青く見えるのは白金地域の水質が関係していて、上流で湧き出している水と美瑛川の河川水が混じり合う事で太陽光の屈折が生じて青く見えるらしい。

橋の手前には「白ひげの滝」について詳しい説明が書いてある看板が立てられている。滝の成り立ちは、約190万年前の美瑛火砕流に始まり、約17万年前の平ヶ岳溶岩に及び、そして「白ひげの滝」が出来た現在に至るという歴史である。読んでみると、なかなか奥深い話だ。


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