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大函

( 分類:景勝地 )


◇ 訪問日 ◇
2019年09月10日
◇ 住 所 ◇
北海道上川郡上川町字層雲峡大函
旭川市街から国道39号線を通り、およそ73.2km。
◇ 駐車場 ◇
有り 50台(無料)※大型も駐車可
◇ 備 考 ◇
層雲峡を代表する景勝地のひとつで、日本遺産として登録。
「函」とは川の両岸が切り立って箱のようになった地形の事で、アイヌ語でシュオプ・ニセイ(函の・絶壁)という。
(※大雪山麓上川アイヌ日本遺産推進協議会の案内看板より抜粋)

大函1

旭川市街から国道39号線を通って来ると新大函トンネルを抜けてすぐの分岐を左に行く、北見や帯広方面からだとトンネルの手前で右に入る。どちらも「大函」の標識が出ているので、見逃さないようにすれば迷うことは無いだろう。

大函2

分岐を曲がって来ると景色の良い広い場所に出る。駐車場の区分けは特にされていないので、どこに停めても問題はないだろう。

大函3

右の方には御手洗いが有り、唯一駐車場の区分けがされていた。残念なのが御手洗いにはシャッターが閉められていて使用する事が出来なくなっていた。我慢が出来ないようであれば、先ほどのトンネルを抜けた先に銀河・流星の滝駐車場があるので、そこまで行くと良いだろう。

大函4

広場の横には川が流れていて、工事を行って間もないのか川岸が綺麗に補強されている。ちなみに川の名前は、ニセイチャロマップ川というらしい。

大函5

川の上流側には水門がある。川の水量を調整しているのだろうか?

大函6

下流側には鉄橋が架かっているが、残念ながら現在は通行止めになっている。以前はこの橋を渡って行き、銀河・流星の滝駐車場まで行ける散策路がつながっていたのだが、途中に崩落の危険性がある場所が発生してから散策路が閉鎖されてしまった。

大函7

橋の前に立てられていた看板は、この辺りの地形の成り立ちを書き記した物だ。自然現象が果てしなく長い時間をかけてこの地形を作り出してきて、そしてこれからも地形を変えて行くのだろう。

石狩川とニセイチャロマップ川が合流する中州に設けられた展望広場。ここがメインとなる「大函」と呼ばれる観光スポット。川の両岸に柱状節理の絶壁が規則正しく綺麗に並び箱の形状を成している。その形状から「大函」と呼ばれる様になったらしい。

この場所は、層雲峡を代表する景勝地として日本遺産に登録された場所である。日本遺産とは、地域の歴史的な魅力や特色等を通じて文化や伝統を語って行くストーリーを認定したもので、地域活性化を図ることを目的とした取り組みである。これを機にストーリーをたどりながら旅をして行くのもいいだろう。


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