特別史跡五稜郭跡
( 分類:史跡 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2019年09月02日
- ◇ 住 所 ◇
- 北海道函館市五稜郭町44
函館市電「五稜郭公園前」駅から、およそ700m
JR函館本線「五稜郭」駅からは、およそ2.1km の距離。 - ◇ 駐車場 ◇
- 無し、付近の有料駐車場を利用。
※参考料金:五稜郭観光駐車場 200円/1時間(30分毎100円加算) - ◇ 備 考 ◇
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五稜郭公園(入場無料)
[開放時間]
・4月~10月 5:00~19:00
・11月~3月 5:00~18:00
五稜郭タワー
[展望料金]
・大人 900円、中高校生 680円、小学生 450円
[営業時間]
・4月21日~10月20日 8:00~19:00
・10月21日~4月20日 9:00~18:00(※催事は除く)
ここは五稜郭付近にある五稜郭観光駐車場。おそらく五稜郭へ行くには一番近い駐車場だと思われる。
ここ以外だと北洋資料館・道立函館美術館の所に駐車場がもう一つある。
料金はどちらも、1時間まで200円(以後30分ごとに100円加算)になる。
駐車場から1歩公園に入ると、そこは桜並木が広がる綺麗に整備された公園。ベンチでのんびりとしている人や堀の周りをランニングしている人もいる。
高くそびえ立つ白い塔は、五稜郭タワー。有料だが展望台に上がる事が出来る。
ちなみに堀の周りはウォーキング・ランニングコースになっていて、1周が1815mあるそうだ。ウォーキングだけでも1周したらいい運動になりそうだ。
まずは早速五稜郭タワーの展望台に登り、五稜郭公園を見下ろして見る。
展望台には1階と2階があり、ここは展望2階の方からの眺め。地上からおよそ90mの高さからの眺めだ。
五稜郭公園から左の方には、先ほど車を停めた観光駐車場が見える。公園の中心に見える茶色い屋根の建物が箱館奉行所だ。(ちなみに資料によれば「函館」は、明治になるまで「箱館」と表記されていたとの事だ。)
地上に戻り今度は五稜郭内へと進んでみる。 目の前の橋は一の橋。この橋を渡りもう一つ先にある二の橋を渡ると五稜郭の入口が有る。途中にボート小屋があるので、どうやら堀の中をボートで楽しむことも出来るようだ。
二の橋を渡ると箱館奉行所の入口に到着。中も通り道が舗装されていて歩き易くなっている。尚、開放時間が過ぎるとこの門は閉められてしまうので御注意。
門を通り過ぎて少し歩いて行くと、五稜郭タワーの展望台からも見えた茶色い屋根の建物が見えて来る。これが復元された箱館奉行所である。
箱館奉行所は明治維新の戊辰戦争最後の戦いとなった場所で、戦争後の明治4年(1871年)に解体されてしまったという。その後、函館市が復元工事を計画し25年の歳月の末、平成22年(2010年)に箱館奉行所がここに再現された。
復元された建物は、実は総面積の3分の1ほどで、残りの3分の2は地面に部屋別に区画表示した遺構平面表示になっている。
案内図の青い部分が復元された範囲で、のこりの黄色い部分が遺構平面表示の範囲だ。
建物の中を見学することが可能で、入館料が一般500円、学生以下250円となっている。
五稜郭を形作る堀沿いの土手上は歩けるようになっている。土手沿いには桜の木が植えられているので、春には花見をしながら散歩が出来る桜の名所にもなっている。ちなみに桜はソメイヨシノを中心に約1600本植えられていて、4月下旬~5月上旬のGW時期が丁度見頃のようだ。