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恵山道立自然公園

( 分類:自然保護公園 )


◇ 訪問日 ◇
2019年09月03日
◇ 住 所 ◇
北海道函館市柏野町
函館市街から国道278号線を通り、途中から道道635号線を経由しておよそ48km。
◇ 駐車場 ◇
有り 火口原駐車場(無料)
※大型車も駐車可能な広い駐車場。
◇ 備 考 ◇
主な登山道(片道)
・海向山登山コース 2900m(至 海向山山頂)
・権現堂登山コース 2600m(至 恵山山頂)
・恵山展望台コース 1337m
・岬眺望コース 600m(至 岬展望台)

火口原駐車場に設置されている恵山道立自然公園の案内図。登山及びハイキングコースは大きく分けて5つのコースになる。コースによって初心者~中級者向けに分かれるといった感じだろうか。

恵山2 恵山3

道道635号線から恵山登山道路を上がってくると火口原駐車場に到着する。標高はおよそ300m。ここを基点としてそれぞれの登山道へと行くことが出来る。

まずこちらが海向山登山コースの入口。駐車場の一番奥側にコース入口が有る。入口の横にはこのコースについての概要と見どころ、そして注意事項についてかかれた看板が立っている。特に注意することは、恵山にはヒグマが生息しているという点である。注意事項はしっかりと読んで守りましょう。

海向山登山コース入口の反対側にあるのが、権現堂(恵山山頂)コースの入口。 恵山展望台コースと岬(展望台)眺望コースは、同じこの入口から出発し、途中で分岐してそれぞれ進んで行くことになる。

今回は、こちらの権現堂(恵山山頂)コース入口から、恵山展望台コースと岬(展望台)眺望コースに行って見ることにする。入口付近にはgoogle-mapのような地図にコースの位置関係が書かれた案内地図があるのでコースを再度確認して出発。まずは遊歩道を歩いて行く。

恵山10 恵山11

途中には分岐点でしっかりと案内標識が立っていて、その案内標識にしたがって進んで行けば迷うことは無いだろう。舗装された遊歩道が終わり分岐は直進が岬展望台へ、右の方は恵山山頂へと続く道となる。とりあえずここは直進だ。

恵山12 恵山13

こちらは岬展望台へと続く道。道中は土砂が流れた跡が残る水無川を横断し、砂利が敷かれた道を進んで行く。この辺りまでは割と緩やかな道のりなので、運動不足の体でも余裕で歩ける。

恵山14 恵山15

しばらく歩いて行くと再び分岐があるが、左の道は標識に書かれていない。案内地図を確認すると左はどうやら旧米軍レーダー監視所跡へと続く道のようだ。 ちょっと見てみたいという気持ちを抑え、ここは岬展望台の方へと歩みを進める。その先は上り勾配が少しきつくなり道幅が急激に狭くなる道であった。

恵山16 恵山17

そして岬展望台に到着。
展望台からは太平洋が一望できる。北海道の海は何処も綺麗だなと思うのであった。下の方にチラッと見えるのは椴法華港。

恵山18 恵山19

展望台を折り返し元来た道を途中まで戻る。そして今度は恵山展望台に向かって歩みを進めた。所々にある「展望台まで何m」という看板が、あと少しだと思うか、まだこんなにと思うのか。人の気分でありがたみが変わって来るが、無いよりは有った方が良いはずだ。

恵山20

途中には活発にガスが噴いている噴気口がいくつもある。本当に危険なので区切られたエリアから外には出ないように。

恵山21 恵山22

道中何回か水無川を横断するのだが、土砂が流れた跡が生々しく残ったままになっていて、階段等も流されて無くなっている場所もあった。そんな道をのり超えて、やっと緑が少し茂る道にたどり着く。

恵山23

勾配は少しきつくなったがマイペースを保ち山道を登って行くと、ついに展望台が見えて来た。ゴールは目の前だ!

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恵山展望台に到着。なぜかカラス数羽がお出迎えして鳴いている。きっと「お疲れ様~」と言ってくれているに違いない(タブン)。
次回来ることがあれば、こんどは恵山山頂に登ることを決意して山を下りるのであった。


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