松前城(福山城)跡
( 分類:史跡・城 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2019年09月17日
- ◇ 住 所 ◇
- 北海道松前郡松前町字松城144
函館市街から国道228号線を通りおよそ96km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 乗用車約20台(無料)
※松前城駐車場、その他周辺に数ヶ所あり - ◇ 備 考 ◇
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<松前城資料館>
[開館期間]
4月10日~12月10日(冬期間は閉館)
9:00~17:00(最終入館16:30)
[入館料]
高校生以上 360円、小中学生 240円
北海道で唯一のお城「松前城」
お城の周辺は、城下町の雰囲気を残す城下町通りや重要文化財に指定された多くの建物等が有り、春には250種類もの桜が咲き誇る桜のトンネルが有ります。
ちなみに日本さくら名所100選の1つにも選ばれています。
松前城付近に設けられている駐車場。
先ほどの案内MAPに載っていないので分かり辛いが、観光案内所の近くに駐車スペースが設けられています。
松前城(天守)は資料館になっていて、この門が資料館の入口になっています。
まだ開館時間前だったので門が閉まっていますが、この門の右側に受付所が設けられています。
松前城の周辺をぐるっと散策していくと、復元された外堀や本丸表御殿跡があります。本丸表御殿跡といっても芝生が生えた、ただの広場ですが・・・
本丸表御殿跡の広場から、全体が眺められるこの建物が再建された天守。
火災によって一度焼失してしまうという不幸な事件があったが、鉄筋コンクリート造りで再建され現在に至るそうです。
夜間はライトアップもされていて、昼間とは違った姿を見せてくれます。
このライトアップされた姿は、国道228号線沿いからも見えますよ。
(※ライトアップは、日没~21:00まで)
城内に入場し、資料館を通り抜けて行くと天守の反対側へと行く事が出来ます。
左に見える門は、重要文化財に指定されている本丸御門で、創建当時から現存する数少ない貴重な建物です。
松前城周辺には他にも古くから残っている建物が多く有り、その内の1つがこの松前神社です。
明治12年(1879年)に創建された神社で、松前氏の祖となる武田信広を祀った神社との事です。尚、現在の社殿は大正12年(1923年)に総檜造りで再建されたものになるそうです。
松前神社の境内には「縁結びの樹」と呼ばれている2本並んだ木が立っています。
並んで延びている木の幹が途中でつながっている姿から、そう呼ばれる様になったとか。
松前神社から北の方は寺町と呼ばれる地区で、その名の通り様々なお寺が建っています。
写真の場所は松前神社の裏手に建っている法源寺。
法源寺から更に北へ行った場所にある松前藩主松前家墓所。
始祖である武田信広から19代にわたる人物の墓碑、55基が並んでいます。
墓所の入口には、ひときわ大きなケヤキがそびえ立っています。
樹齢370年以上で直径が180cmに達し、樹高が24mほどあるという巨木は、下から見上げると圧倒されてしまいます。
墓所の中には様々な形状の墓石が並んでいて、多くの物が屋形風覆屋という石造りの石室で並んでいます。
他にも墓所内には、松前家系譜も掲げられていました。
松前城には、他に隠れスポットとして紹介されている場所がいくつかあり、写真の場所がその内の1つになります。
写真中央の石壁で塞がれている所が、旧国鉄松前線のトンネル跡になっていて、城跡の地下を東西に横切るトンネルが掘られていたそうです。
ちなみに松前線は、昭和63年(1988年)に廃線となったそうです。