お供山展望台
( 分類:展望台 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2018年08月18日
- ◇ 住 所 ◇
- 北海道厚岸郡厚岸町奔渡2丁目114
お供山展望台入口は厚岸町松葉4丁目46付近にある
厚岸駅から車で7分、徒歩30分 - ◇ 駐車場 ◇
- 展望台入口付近に「P」の案内板があるが場所がわからず不明
- ◇ 備 考 ◇
- 早朝や夕方等に厚岸の街中でエゾシカがうろついているのを見かけた。街中だからと油断していると、突然シカが飛び出してくることも考えられるので御注意。街中の交差点で信号待ちをしていたら目の前をシカが横断して行ったなんていう目撃話もあるくらいだ。
厚岸駅方面から道道123号を通り、赤い厚岸大橋を渡ったあと直進して行くと、「お供山展望台入口」と書かれた標識が現れるので、そこを左折するとすぐ目の前に登り口がある。
お供山展望台入口
右奥に見える鉄の階段が登口になっている。入口付近には駐車場が無いが、手前の交差点の所に「P」の案内板があったのでそちらに向かってみたが、どこが駐車場になっているのか分からなかった。
(※2019年09月13日現在、ここは避難階段設置工事が行われていて右側の山斜面全体が崩されている状態であった。尚、工事は2020年03月30日まで行われる予定との事。)
展望台登口の階段
鉄の階段はこの部分のみで、その先は木の階段と木道になっているのだが、一部朽ちて破損している部分も有るので、足元には注意して歩く必要がある。
階段を登りきり山道に入ったところ
観光客が来ることがほとんど無いのだろう。道はあまり手入れされていなく、こんな自然のトンネルをくぐって行く所もあったので少し不安になってくる。
自然のトンネルを抜けて行くと開けた場所に出る
ここからはちゃんと道っぽくなっていたので不安も無くなり安心して歩ける。
遠くには何やら案内板?の様なものが見える。
案内板は、史跡「鹿落しのチャシ跡」の案内であった。
チャシとは、アイヌ語で柵囲い、館、砦等を意味するものとされており、昔ここで崖下へ鹿を追い落として狩りをしていたと言い伝えがあり、この名が付いたと書かれている。
案内板から右の方を見るとやぐらが見えた
目的の展望台である。思ったより展望台までの道のりは長くはなかった。
史跡のそばにある木の橋。
かなり老朽化しており渡ることが出来ない
でも展望台はこの先ではなく、背にしている方にあるので安心して下さい。
木の橋を後にして歩いて行くと、間もなく展望台に到着
展望台の周辺は整備されていて雑草もあまりない
木造の展望台なので道中の荒れ具合からして、展望台も老朽化が激しいのかと思いきや、思ったよりもしっかりとしている。
さてどこから登るのだろうか… もしかして側面のロープを使ってスロープを登るのか?
スロープからも登れますが、ちゃんとやぐらの下にらせん階段がありました。
(写真だとちょっと分かり辛いかな)
私はこちらから登ることにしました。
展望台から眺める厚岸の街とシンボル的な赤い厚岸大橋
遠くまで見渡して見れる、とても見晴らしのいい所である。
厚岸の街から右の方に広がる厚岸湖
海と直結しているので、ここも海の一部かと思っていたのだが、湖と名が付いている。
湖に赤くぽつんと見えるのは弁天島神社。写真じゃわかりませんが鳥居もちゃんと立っています。