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タウシュベツ川橋梁展望台

( 分類:旧鉄道跡 )


◇ 訪問日 ◇
2019年09月10日
◇ 住 所 ◇
北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷
帯広市街から国道241号を経由して、国道273号線を通り、およそ70km。
◇ 駐車場 ◇
駐車帯有り 大型車2台、乗用車10台(無料)
◇ 備 考 ◇
<タウシュベツ川橋梁>
糠平湖の水位変動により湖に沈んでしまい見られない時期がある。
例年、6月頃から沈み始めて10月頃には完全に水没、1月頃から水面が下がり再び現れる。
タウシュベツ川橋梁見学ツアー有り
(※詳細は下部の関連HPを参照)

タウシュベツ川橋梁1

森のトロッコ鉄道があった三の沢橋梁から4kmほどの場所に、タウシュベツ川橋梁展望台の入口がある。ここには駐車場は無いが、路肩が少し広げられていて10台ほどが停められる駐車帯となっている。ちなみに三の沢との間には、もう一つ五の沢橋梁もある。

タウシュベツ川橋梁2 タウシュベツ川橋梁3

展望台まで続く遊歩道は、緩やかなアップダウンの散策路になっていて、およそ180mで展望広場に行ける。距離が短いとはいえ、ヒグマが出没する情報もあるので念のため熊よけの鈴はしっかりと装備して行こう。

タウシュベツ川橋梁4 タウシュベツ川橋梁5

入口から60mほど歩くと、士幌線の跡地を利用した自然歩道「東大雪の道」と交差する。標識には、五の沢橋梁まで1.6km、三の沢橋梁まで3.8kmと書かれている。さすがに森の中をこの距離歩く人はそう居ないだろうな・・・

散策路の道中には、数少ないミズナラの巨木が立っている。素人目には看板が無ければ「大きな木があるな」程度で、素通りしてしまいそうである。

巨木の前には看板があり、ミズナラの巨木に関しての説明が書かれている。

タウシュベツ川橋梁8

ミズナラの巨木を通り過ぎてから間もなくして、展望広場に到着。思っていたよりも木に囲われてしまっている広場であった。

タウシュベツ川橋梁9

わずかな木々の隙間から糠平湖を眺めると、白いアーチが連なる橋が遠くに見えた。あれがタウシュベツ川橋梁である。対岸にある橋梁までは約750mの距離。肉眼で眺めるには、まだまだ遠い距離だ。ここは双眼鏡が欲しいな。

タウシュベツ川橋梁10

画像がぶれない程度に拡大して写すとこんな感じだ。橋の近くまで行ける道は、通常立入禁止になっているのだが、NPOひがし大雪自然ガイドセンターで見学ツアーを行っているので、どうしても近くで見てみたいという方は、ツアーに申し込めばそれが可能だ。

展望広場にあるタウシュベツ川橋梁の概要が書かれた看板。糠平ダム建設に伴い使われなくなった旧国鉄士幌線のアーチ橋。時期によって湖底に沈んでしまう事から「幻の橋」とも言われるようになったとか。ちなみに橋梁が完全に現れているのは4月のGWから8月中頃までのようだ。


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