旧国鉄士幌線 三の沢橋梁
( 分類:旧鉄道跡 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2019年09月10日
- ◇ 住 所 ◇
- 北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷
帯広市街から国道241号を経由して、国道273号線を通り、およそ65km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 乗用車102台(無料)
- ◇ 備 考 ◇
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<森のトロッコ鉄道 エコレール>
[営業期間(2019年)]
・4月27日~11月4日
・毎週水曜休み
(5/7~6/30は水・木曜定休、GWと7/25~8/20は無休)
[営業時間]
・9:00~16:30(最終受付)
※10~11月は16:00まで
大雪山国立公園の東部、帯広から層雲峡へと抜けていく国道273号線沿いの糠平湖の畔に旧国鉄士幌線跡地であるアーチ橋が残っている。ここは、いくつかあるアーチ橋の内の一つで唯一広い駐車場がある場所である。この場所にはもう一つ「森のトロッコ鉄道」というのが設けられていて、廃線跡を利用した手作りのトロッコ鉄道に乗ることが出来る。尚、トロッコと旗を掲げた車が目印です。
駐車場に建てられていたトロッコ鉄道の看板。往復で1kmあるミニ鉄道に親子で乗れる手作りのトロッコが走るという、森の中のミニ遊園地みたいな感じだろうか。親子で乗れるという所が家族受けしそうなポイントだ。
目的の三の沢橋梁がある場所は、トロッコ鉄道から反対側の方に橋へと続く遊歩道の入口がある。スロープになった入口を進み奥へ行くと道は森の中へと続いて行く。
入口から40mほど歩くと橋を渡るのだが、実はこの橋が「三の沢橋梁」である。最初知らずに普通に渡ってしまい、後で気が付きました。
橋を通り過ぎてから間もなく分かれ道が現れる。ここから左の階段を下りて行くと糠平湖岸まで行ける道になっている。ちなみに遊歩道の入口の所に大きな看板で「ヒグマに注意」という看板があったのを思い出した。ここはしっかりと熊よけの鈴を装備して階段を下りて行きましょう。
階段を下りて行き道なりに森の中を進んで行くと、あっさりと橋の下側に下りる事が出来た。さっき渡って来た橋が、下から見上げて見てやっと廃線跡のアーチ橋だった事に気が付くのでした。
湖岸から見た糠平湖の景色。
さすがにここからじゃタウシュベツ川橋梁は見えないだろうと思いながらも湖を見渡すと、かすかに白い橋が見えた。
拡大してみた写真がこれだ。距離が離れ過ぎているので、知らないで見たら「あそこになんかあるな?」程度にしか思えないほど小さい。
タウシュベツ川橋梁は、ここの橋と同じく廃線になった士幌線の跡地で、時期によって湖底に沈んでしまう事から幻の橋とも言われる有名な観光スポットだ。
その他周辺の風景。
旧国鉄士幌線のアーチ橋梁は、全部で9ヶ所残されている様なので、時間があれば橋梁巡りをしてみるのも良いかもしれない。