サロマ湖ワッカ原生花園
( 分類:自然保護公園 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2019年09月11日
- ◇ 住 所 ◇
- 北海道北見市常呂町字栄浦242-1
tel.0152-54-3434(ネイチャーセンター)
網走市街から国道239号線を通り、道道442号線を経由しておよそ39km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 100台(無料)※大型も駐車可能
- ◇ 備 考 ◇
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<サロマ湖ワッカネイチャーセンター>
[開設期間]
・4月29日~10月14日(体育の日まで)
※開設期間中は無休
[開館時間]
・8:00~17:00(4~5月、9~10月)
・8:00~18:00(6~8月)
サロマ湖を眺めながら湖沿いにある道を進みワッカ原生花園にやって来た。
ここはネイチャーセンターの駐車場となる。
ここから先は自然保護のため一般車は通行止めとなる。
歩行者か自転車のみが通行可能である。
すぐ横にあるネイチャーセンターにはレンタサイクルが有り、有料になるが自転車を借りる事が出来る。公園の先端まで行って見たいのであれば借りた方が良いだろう。
レンタル料金は、中学生以上が650円、小学生以下が320円で一日乗り放題となる。
サイクリングコースはこのようになっている。
ネイチャーセンターから龍宮街道(分かれ道)までがおよそ0.8kmあり、そこからAコース(左)は先端までおよそ5.0km、Bコース(右)は先端までおよそ5.5km、いづれも先端で折り返してくるコースになっている。
サイクリングコースのスタートは、サロマ湖沿いの舗装された道を走って行く。
遊歩道コース(徒歩)は、ネイチャセンターの側面に入口がある。サンゴ草の群生地を経由するコースになる。
ここが遊歩道の入口。
時期によっては、この辺り一面に季節の花々が咲き乱れているのではないだろうか。
遊歩道の先には木道があり、その先には赤っぽく染まった一帯が広がっている。その一帯がサンゴ草の群生地である。
湿地帯に群生するサンゴ草は、赤い花が咲いている訳ではなく茎や葉が紅葉に染まっている植物で、塩湿地に生息している。9月中旬~10月上旬にかけて見頃を迎えるようだ。
厚岸町の厚岸湖で最初に発見された事から「アッケシソウ」と名付けられたが、其の後に色や形が海のサンゴに似ているという事で「サンゴ草」と呼ばれる様になったとか。
サンゴ草の群生地を通り抜けてそのまま遊歩道を歩いて行くとサイクリングコースに出られる。せっかくなので龍宮街道と呼ばれる道まで行って見る事にした。
龍宮街道は、ほぼ直線が続く全長で10.5kmになる道だ。分岐点となるこの場所には屋根が架かった休憩場所があり、左に行くと橋を渡って5.0kmほどでワッカの森と呼ばれる場所にたどり着く。右は5.5kmで折り返し地点があるくらい。
龍宮街道の看板と休憩所の間に、海に向かって木道が続いていた。どんな景色が見えるのだろうかと木道を歩いて行くと
そこには永遠と続く砂浜があり、オホーツク海が広がっていた。砂浜を眺めていると何やら細い棒のような物がいくつも立てられている。近付いてよく見てみると、立てられていたのは全部釣り竿だった。辺りに人影は無い。釣りを仕掛けている様にも見えないが、なぜこの場所に何本もの釣り竿が有るのだろうか不思議に思う。
ネイチャーセンターへの戻り足、周辺を観察しながら歩いて行く。
花々が最も多く咲いている時期は6月~8月といったところだろうか、訪れたのが9月だったためか、花がチラホラと咲いているくらいだった。
最も多く見かけたのがハマナスの花と実だ。そこら中に自生しているという感じだ。あとは黄色い小さな花で、これは「アキノキリンソウ」と言うのだろうか?他にも数種類の花を見つけた。