知床五湖
( 分類:世界自然遺産 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2019年09月12日
- ◇ 住 所 ◇
- 北海道斜里郡斜里町大字遠音別村
知床自然センターから道道93号線を通り、およそ9km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 大型車7台、乗用車100台(有料)
普通車 500円、バイク 200円、大型バス 2000円 - ◇ 備 考 ◇
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[開園期間・時間]
・4月20日(予定)~11月8日
・7:30~(10月21日以降は、8:30~ )
※閉館時間は時期により変動するので公式HP参照
[入園料金]
・高架木道コース 無料
・地上遊歩道コース 期間により異なる。
知床自然センターの交差点から道道93号線を通り、およそ9kmほどで知床五湖手前の分かれ道にたどり着く。
右の道はカムイワッカ湯の滝へと続く道で、左の道が知床五湖となる。
知床五湖の駐車場に到着。
入口のゲートで駐車料金(乗用車500円)を支払い入場となる。
世界遺産の観光スポットだけに朝から大勢の観光客が訪れていた。
先ほどまで激しく降っていた雨も幸いな事に止んでくれて、青空が少し見え隠れしている。
駐車場の所には、軽食やお土産等を販売しているパークサービスセンターと、地上遊歩道コースの受付とレクチャー等を行っているフィールドハウスが建っている。(写真の建物は、パークサービスセンター)
知床五湖には2種類のコースが有り、1つは無料で自由に散策が出来る高架木道コースで、もう一つは有料で受付手続きを行い、レクチャーを受ける事で原生林の中を散策出来る地上遊歩道コースになる。
5つの湖を見て回れる地上遊歩道コースが人気だが、時間が限られる観光客等は主に高架木道コースを散策する方が多いようです。
今回は無料で自由に散策が出来る高架木道コースを歩いてみる。
高架木道コースは、全長800mの木道を往復するコースになっていて、パークサービスセンターの左側に入口が設けられています。
(写真が高架木道の入口となる)
大勢の観光客が行き交いする木道なので、混雑緩和を考慮して左側通行を呼び掛けている様です。
床面に進行方向を示す矢印が書かれています。
遊歩道を少し歩いて行くと、木々が無くなり開けた場所にでる。
辺り一面にはクマザサが生い茂っていて、その中を縫うようにして高さ2m以上の木道が続いている。
木道の両脇には電気柵が取り付けられていて、万が一ヒグマが現れる事があっても、電気ショックで上がってこられないように対策されている。
約7000Vの電気が流れているので、間違っても触らないように御注意下さい。
1つ目の展望所付近から歩いて来た道を振り返ってみると、こんな景色が広がっている。
まずは、1つ目の展望所「連山展望台」に到着。
晴れていれば背後に知床連山が連なる景色を見る事が出来るのだが、残念ながら雲が覆いかぶさっていてほとんど見えません。
1つ目の展望所から、2つ目の展望所へ向かう途中で見られる小さな池。
たまにエゾシカ等がひょこり現れて、木道から眺められる事もあるそうです。
これが一湖かな?なんて会話している観光客がいましたが、これはただの池でしょう。
高架木道は全体的に勾配が緩やかになるように配慮して設置されています。
そのため地形に合わせて柱が長くなり、高い所では5mほどもあるそうです。
2つ目の展望所付近まで来ると、綺麗なオホーツク海が良く見えてきます。
周辺は緑一色の景色ばかりなので、オホーツク海の景色が輝いて見えます。
2つ目の展望所「オコツク展望台」にやってきました。
知床五湖とでかでかと標識が置かれていますが、残念ながら見えるのは一湖のみです。あとは原生林に覆われてしまい全く見られません。
ここから見える一湖も、まだ距離があるので遠目に見る程度の景色。
左に見えているのが3つ目の展望所で、高架木道で行ける一湖に最も近い展望台となります。
木道を進み3つ目の展望所までやってきました。
展望所の手前には、地上遊歩道から上がって来る出口が設けられています。
出口は一方通行の回転扉になっていて、高架木道側からは入れないようになっていました。
高架木道の最終地点となる3つ目の展望所「湖畔展望台」に到着です。
他の展望台と違い、ここには1段高くなったステージも用意されていて、一湖を間近に眺める事が出来る。
左側が少し木に隠れてしまいますが、一湖全体をほぼ一望する事が出来ます。
これで天気が良く知床連山が顔を出してくれていれば、きっと素晴らしい景色だった事だろう。
最後に、地上遊歩道コースを散策すれば5つの湖を全て見て周る事が出来ます。
但し、時期によってヒグマの活動が活発になるため、それに合わせて利用条件も安全を考慮して異なっています。
詳しくは公式ホームページを参照して下さい(下記のHP参照)。