岩尾別温泉 野天風呂
( 分類:露天風呂 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2019年09月12日
- ◇ 住 所 ◇
- 北海道斜里郡斜里町岩尾別温泉内
知床自然センターから道道93号線を通り、およそ4.5km先の分かれ道(岩尾別温泉の標識)を右折して、3.8kmほど先にあるホテル地の涯付近。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 乗用車約30台(無料)
- ◇ 備 考 ◇
-
道道93号線は、冬期規制がありますので御注意。
ホテル地の涯の駐車場付近で湧き出る野天風呂。
(※ホテル施設管理外となっています。)
三段の湯と滝見の湯という2種類の湯船がある。
どちらも脱衣所は無く、混浴となっている。
知床自然センターの交差点から道道93号線を通り4kmほど進むと岩尾別橋を渡り、更に300mほど進むと分かれ道が現れ「岩尾別温泉→」の標識があるのでそこを右折して行く。
あとは道なりに進んで来ると、やがてホテル地の涯の駐車場にたどり着きます。
道中は道幅が狭く、対向車が来る事もあるのでスピードの出し過ぎに注意!
ホテル地の涯は一時期営業を辞めていて、それに伴い野外にある野天風呂も温泉が抜かれ入れない時期がありました。
2018年6月にリニューアルオープンでホテルが復活しましたが、それでも野天風呂はまだ入れない状態が続いていました。
そんな野天風呂も今回ついに復活を確認できました!
野天風呂がある場所はホテルの駐車場からも近く、駐車場脇にある遊歩道を下りて行きます。
ちなみに知床全域がヒグマの生息地になっていて、ここも例外無くヒグマの目撃情報がある場所になります。熊除け対策をして行きましょう。
遊歩道を下りて行くと小さい木の橋があるので、橋を渡って左の方へ行きます。
木の橋はだいぶボロボロになっていて、手摺は朽ちて落ちそうなので、注意して渡りましょう。
橋を渡ると、左下に湯気を上げている湯船がすぐに見えます。
これが三段の湯と呼ばれている温泉になります。
三段の湯は、その名の通り三段に分かれた3つの湯船があり、上段が一番熱く、中段、下段と下に行くほど湯温が下がっていきます。
湯船は上段が一番大きく、4、5人ぐらいがゆったりと入れる広さがあります。
脱衣所等は無く、脱いだ衣類を置けるような手頃な場所も無いので、シート等を用意して行くと良いかもしれない。
ただ湯船からホテルの駐車場付近が見えるくらいの場所なので、素っ裸で入るのは少し抵抗を感じます。
水着での入浴は禁止と掲げられていないので、おそらく水着を着て入るのは問題無いかと思います。
三段の湯の他に、実はもう1つ滝見の湯という野天風呂も設けられています。
滝見の湯は、三段の湯から続く遊歩道を更に山奥の方へ行った場所にあります。
遊歩道を歩いて行くと、三段の湯からおよそ100mほどの場所に石垣が見えてきます。
石垣を回り込んで見ると、そこに直径1mほどの湯船が設けられていました。
湯張りされている温泉は熱く、ホースで温度を調節して入る感じになっている。
ちなみに温泉は奇妙な形をした石造から流れ出ています。
少しボロボロですが、これはタヌキ?でしょうか。
タヌキのあそこから流れ出ているように見えるのは、気のせいでしょうか・・・
尚、滝見の湯は、遠くに滝を眺めながら入れる温泉として知られていましたが、滝があると思われる方向は、木や雑草に覆われてしまっていて、滝が全く見えない状態になっていました。残念です。