尻焼温泉 川風呂
( 分類:露天風呂 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2019年02月05日
- ◇ 住 所 ◇
- 群馬県吾妻郡中之条町大字入山
関越自動車道 渋川伊香保ICから国道17号経由、国道353号線を通り、中之条駅を通り過ぎて国道145号線へ、その先「久々戸」交差点を曲がり「長野原草津口」駅の前を通り国道292号線経由、県道55号線(国道405号)で尻焼温泉へ(計約63km)。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 乗用車15~20台(無料)
(※県道55号線沿いに尻焼温泉駐車場と看板有り) - ◇ 備 考 ◇
- 長笹沢川の河原の底から源泉が自噴しているという珍しい温泉。その川を堰き止めて川全体を巨大な自然の露天風呂のようにしている。自然の川にある野湯なので天候にかなり左右されてしまう温泉だが、温泉マニアには秘湯温泉として知る人ぞ知る人気の場所である。
地図を頼りに県道55号線を通り尻焼温泉駐車場に到着。
地図では、国道292号線から国道405号線を通るルートだが、国道405号線は県道55号線と同一車線になっているのでややこしい。分岐の手前に標識があるのだが、見逃すと通り過ぎてしまいそう。
駐車場は坂道を下った下の方にある。広さにして20台は止められそうな広さだが雪が積もっていて区画線があるのかすら分からない。除雪はされているのだが、坂道が凍結で滑りそうだったので、車は下に止めずに路上の広くなっているスペースに駐車した。
駐車場から露天風呂までは、歩いておよそ300mくらいの距離。雪で足を滑らせないように気を付けながら歩いて行く。しばらく歩くと長笹沢川にかかる橋が見えてきた。
橋から川の上流の方を見ると、川から湯気が立ち上がっているのが見える。まさに目的の露天風呂がそこにあるようだ。
橋を渡り川沿いに歩いて行くと「川風呂入口」と書かれた小さな看板があった。そこは階段になっていて川の方へ下りられるようになっていた。
階段を下りた先は、しっかりと舗装された細い一本道になっており、その先に小屋が見える。この小屋がいわゆる川風呂なのだろうか。年季が入っているが割としっかりとした作りではある。
小屋の中を覗いてみると、中には6人ぐらいが入れそうな小さな浴槽があり、手前の壁側には棚が作られてあった。棚には誰かが用意してくれたであろうカゴが置いてあった。ちなみに浴槽の中は冷たくて、とても入れる状態ではありませんでした。
小屋の裏側を通り反対側に行ってみた。
川からはしっかりと湯気が立ち上がっていて暖かそうである事が良く分かる。川を堰き止めて巨大な自然の露天風呂を作り上げている場所もこの辺りだ。実際にお湯を触って見ると、なかなかの適温だ。この時期の割には意外とお湯の温度も高くて入れそうであった。
ちなみに小屋のすぐ後ろ側は道路(県道55号線)になっており、道幅の狭い峠道のはずなのだが、けっこう何台もの車が通り抜けていくのを見かけました。