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チャツボミゴケ公園

( 分類:自然保護公園 )


◇ 訪問日 ◇
2021年10月02日
◇ 住 所 ◇
群馬県吾妻郡中之条町大字入山13-3
渋川伊香保IC(関越道)から国道17号線を経由して国道353号線を通り、その先で国道145号線に合流し草津方面へ、その後約25.6km先の大津交差点から国道292号線で草津温泉郷を通り過ぎ、県道55号線を通る、総距離およそ70km。
◇ 駐車場 ◇
有り 普通車30台以上(無料)
◇ 備 考 ◇
強酸性の温泉水が流れる場所に育つ珍しい苔の群生地(国内最大規模の群生地)で、国の天然記念物に指定されている。
[受付時間]※天候により変更あり
  4月~ 9月 9:00~15:00
 10月~11月 9:00~14:30
 ※12月~4月中旬頃まで冬期間閉鎖
[入園料]
 一人 600円 ※小学生以下は無料

チャツボミゴケ公園1

チャツボミゴケ公園は草津温泉街から約11km、車でおよそ25分程度の場所にある自然公園です。
草津温泉スキー場の方から県道55号線を通って来るのがお勧めです。

チャツボミゴケ公園2

公園の出入口は一方通行になっており、入口に標識が立っていますのでそこから入場して行きます。

チャツボミゴケ公園3

受付付近に駐車場がありますので、受付の案内に従って進んで行くと駐車場に辿り着きます。

チャツボミゴケ公園4

受付付近の駐車場がこちら
ここが満車になっている場合は、係員に第2、第3駐車場へ誘導されるかと思いますので指示に従って駐車します。

チャツボミゴケ公園5 チャツボミゴケ公園6

公園受付事務所にて入園料(一人600円)を払います。
これより先にトイレは無いので、ここで済ませておきましょう。

チャツボミゴケ公園7

この先、チャツボミゴケ群生地へはマイカーの乗り入れを禁止しています。
(以前はマイカーで行く事が出来ましたが、現在は禁止になりました。)
その代わり無料の巡回バスが用意されています。

チャツボミゴケ公園8 チャツボミゴケ公園9

ちなみに巡回バスを利用せずにノンビリ歩いて行く事も出来ます。
バス乗り場のすぐ横から登山道が設けられているので、ここを歩いて行くと群生地まで行く事が出来ます。

チャツボミゴケ公園10 チャツボミゴケ公園11

この登山道はチャツボミゴケ群生地を経由して、最後は平兵衛池という場所まで続いている総延長3.2kmのコースになっています。
この登山道を目的に訪れる人も中にはいるのかもしれませんね。

チャツボミゴケ公園12

チャツボミゴケ群生地へと続くチャツボミゴケ公園の入口です。
巡回バスもこの公園入口で折り返し運転となり、ここからは徒歩になります。

チャツボミゴケ公園の全景はこのようになっています。
チャツボミゴケの群生地は穴地獄と呼ばれており、入口から徒歩300mです。
(写真をクリックすると拡大します。)

チャツボミゴケ公園14 チャツボミゴケ公園15

穴地獄へ向かう前に、入口の手前から脇道に入って行くと温泉大滝が流れていますので、ちょっと寄り道です。
バスに乗って来た時に、一瞬だけ見える滝になります。

チャツボミゴケ公園16 チャツボミゴケ公園17

入口まで戻って来て今度は群生地に向かいます。
途中、豊富な水量で流れる川を横目に眺めながら遊歩道を歩いて行きます。

チャツボミゴケ公園18 チャツボミゴケ公園19

遊歩道には滑り止め?なのか緑のシートが所々敷かれています。
案内図には載っていませんでしたが、途中で道が左にも分かれていて、川の方へ少し下りて行く所がありました。

チャツボミゴケ公園20 チャツボミゴケ公園21

特に説明書きは立っていませんでしたが、位置的にはおそらく現在も鉄鉱石が生成されている場所といった所でしょうか。
上流で激しく流れる滝も眺められます。

チャツボミゴケ公園22

遊歩道を進んで行くと橋が見えて来て、その手前には木道も見えます。
ここからは手前の木道を歩くと左回りのルートとなり、橋を渡って奥にある木道を歩くと右回りのルートになります。

チャツボミゴケ公園23

写真は橋の上から眺めた川の上流です。
この辺りにもチャツボミゴケが所々に生えていて、写真映えしています。

チャツボミゴケ公園24

そしてここがチャツボミゴケの群生地です。
写真はその全景とまではいきませんが、多くの苔がこの辺りで群生しています。

チャツボミゴケ公園25 チャツボミゴケ公園26

チャツボミゴケは強酸性の温泉水が流れる場所に育つ珍しい苔で、この場所は国内最大規模の群生地になるそうです。
(現地に立っていた説明書きより引用)

チャツボミゴケ公園27

この群生地の上流で湧き出している温泉水。
白く濁っているのが温泉である証ですね。
緑一色に群生するチャツボミゴケは写真では伝えきれませんので、是非実際に現地に足を運んで見てみて下さい。


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