八溝山展望台
( 分類:展望台 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2020年10月24日
- ◇ 住 所 ◇
- 茨城県久慈郡大子町上野宮
矢板IC(東北道)から国道4号線を経由して国道461号線を通り、途中から県道13号線に接続し雲岩寺方面へ、その先の県道28号線で大子方面に向かい八溝林道で八溝山頂へ、総距離およそ60.2km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 普通車5~15台のスペース(無料)
※登山者駐車場等いくつかあり - ◇ 備 考 ◇
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茨城県、栃木県、福島県の三県にまたがる八溝山地の最高峰、標高1022mの八溝山山頂に建つ高さ16.5mの展望台。
お城の様な形が特徴的で入場無料。
八溝山頂へと続く八溝林道の入口です。
栃木県側から県道28号線を通って来ると、途中から道幅が非常に狭くなりすれ違いが困難な所を通って来ます。
八溝林道は舗装され整備されていますが、あくまでも林道という事で一般の公道と違い路肩の保護などが不十分なため、走行には注意が必要になります。
また、すれ違いが困難な狭い区間もあるので対向車を意識して走行しましょう。
林道を上がって行くと山頂まであと少しという所で、福島方面への林道との分岐点に差し掛かる。
標識が立っているので、案内にしたがって右折して行きます。
そして間もなく山頂手前の駐車場に到着します。
この場所は日輪寺へと続く道の分岐点にもなっており、ここから更に脇道に入って行くと山頂付近まで車で行く事が出来ます。
やや狭い道を上がって行くと、左側に白馬の像と鳥居が見えて来ます。
この鳥居は八溝山頂に建つ八溝嶺神社の参道です。
道を挟んで反対側には登山道が見えます。
おそらく下の登山口から歩いて来ると、ここに出るのだろう。
参道を通り過ぎ更に奥まで進むと、無線中継所のアンテナが見えて来て、その手前の所に車が停められるスペースが有ります。
この奥の所にはボロだが公衆トイレも設置されていました。
駐車スペースの所から山頂へ向かう道が設けられており、その道を登って行くと先ほど通り過ぎた八溝嶺神社の正面に出ます。
この神社は1884年(明治17年)に新築されたそうでかなり古いですね。
そして八溝嶺神社の前を通り抜けて奥に行った所に、お城を模ったような展望台が設けられています。
展望台の入口部分は廃墟の様な雰囲気を醸し出していて少し薄気味悪いですが、自由に入場する事が出来ます。
有料だった事もあるのか?入口には「展望台は無料です」と張り紙があります。
薄暗い階段を上がり展望台に上がって見ると、そこは360°が見渡せる開放的な造りになっていました。
展望台からの眺めですが、だいぶ日が落ちて来た時間帯だったので薄暗くなってしまいました。
空が晴れていれば、きっと綺麗な夕陽が眺められたはずです!
展望台から眺めた山頂の様子と三角点です。
標高1022mの八溝山は実は茨城県で最も標高が高い山で、そこに建つ八溝嶺神社は、かつて県内で最も参拝が困難な場所だと言われていたそうです。
今では車で山頂付近まで来れてしまうので、最も楽に登頂出来る山になります。
そして山頂に建てられた展望台は、実は茨城県内で最も高い場所になるという事ですね。