逆井城跡
( 分類:史跡・城 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2021年01月08日
- ◇ 住 所 ◇
- 茨城県坂東市逆井1261番地
境古河IC(首都圏中央連絡道)から国道354号線で坂東方面へ、その先で山崎交差点から県道137号線を通り、総距離およそ6.7km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 普通車およそ30台(無料)
- ◇ 備 考 ◇
-
戦国時代に築かれた砦や二層櫓、井楼矢倉に主殿等と歴史の建物が復元された県指定の史跡公園。
1577年の戦国時代末期に築城されたと言われる。
櫓や主殿など一部の建物は9:00~16:00開館(無料)
春は周辺の桜が咲き、花見スポットになる。
逆井城跡の案内図です。
敷地の半分は普通の公園になっていて、年配の方々がゲートボールを楽しんでいるようなのどかな公園です。
公園の入口部分に設けられた駐車場。
わりと広い駐車場ではあるが、区画がされていませんでした。
駐車場の所から眺めた逆井城。
手前の部分は堀の様になっていますが水は溜まっていません。
駐車場から40mほど歩いて行くと逆井城公園の入口です。
お城の入口というよりも関所の入口の様な印象があります。
入口の左手に木造の橋が架けられており、橋を渡って門をくぐって行くと二層櫓の正面広場へと出ます。
二層櫓の中を自由に見学する事も出来ましたが、2階部分は立入禁止でした。
尚、開館は9:00~16:00(無料)になります。
二層櫓から正面に見える朱色の門で「関宿城門」と呼ばれる門と、その門をくぐって行ったところに主殿と呼ばれる建物があります。
主殿は室町時代中期の建築物で、その正面には枯山水庭園が広がっています。
中を覗いてみると虎や松の木といった立派な絵が描かれた襖がある、立派な日本間が見られました。
主殿の裏側に回って、今度は駐車場からも見えていた背の高い櫓へ。
この櫓は「井楼矢倉」と呼ばれており戦国時代末期のものを復元したそうです。
残念ながら矢倉上に上がる事は出来ない様で下から眺めるだけになりました。
園内で少しだけ小高くなった所にある藁ぶき屋根の観音堂。
1588年に建立された建物だそうで、1845年に再興されている貴重な建築物のようです。
建物の中は覗けませんでした。
最後に櫓門と木造の橋
逆井城跡の発掘調査を元に復元されたそうです。
実際の位置からは少しずらして設置しているそうで、姿も戦国時代末期の建築を想定して建てられたそうです。