常陸國一之宮 鹿島神宮
( 分類:神社 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2021年01月08日
- ◇ 住 所 ◇
- 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
潮来IC(東関東道)から県道101号線を経由して国道51号線を通り、総距離およそ6.5km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 大型車6台、普通車54台(有料)
第一駐車場(第二駐車場他、周辺にいくつかあり)
普通車300円、中型車500円、大型車700円 - ◇ 備 考 ◇
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神武天皇元年(紀元前660年)創建の由緒ある神社
境内は東京ドーム15個分ほどの広い敷地で、重要文化財に指定された楼門の他、鹿園や要石、御手洗池といった見所が多くある。
県道192号線沿いに設けられている鹿島神宮の第二駐車場です。
この駐車場は通常は無料駐車場になっているそうですが、初詣等の繁忙期や土日祝日は有料になる事があるそうで、この日は有料(500円)でした。
第二駐車場から鹿島神宮までは、目の前の県道を歩いて行きおよそ4分で到着。
境内に自生する杉の巨木で作られたという立派な大鳥居が現れます。
大鳥居の手前から右へ入って行くと、鹿島神宮の第一駐車場があります。
こちらはやはり真っ先に満車になりがちなので、入口で車が列を作ってました。
駐車料金も通常は普通車300円となっている所を、500円と上書きされてます。
大鳥居をくぐり140mほどの参道を歩いて行くと立派な楼門にやってきます。
この楼門は日本三大楼門の一つに数えられており、重要文化財に指定されている由緒ある楼門になります。
楼門をくぐり抜けて左手には授与所が有り、右手には大きな二郎杉があります。
二郎杉は境内で2番目に大きな杉で高さ40m、樹齢700年にもなる巨木です。
二郎杉の隣にはワラで作られたお侍様?の人形が飾られています。
このワラ人形は大助人形(お鹿島さま)と言うそうで、集落の境に人形を立てる事で、疫病や厄災の侵入を防ぎ集落を守ってくれるという伝承があるそうです。
鳥居が正面に立てられている建物が拝殿。
正面からでは分かりませんでしたが、本殿・石の間・幣殿・拝殿の4棟からなる社殿で重要文化財にも指定されているそうです。
拝殿から斜め向かいにある建物は授与所。
良くある屋台風ではなく、建物内に設けられているので、これなら雨風を気にせずにお守りが買えそうですね。
境内の奥に行くと奥参道があり、門を境にガラッと雰囲気が変わって行きます。
この先には奥宮、鹿園、御手洗池等と言った見所スポットがあります。
両側に巨木が建ち並ぶ奥参道は300m先の奥宮まで続いています。
この奥参道では5月1日に流鏑馬神事が行われているそうです。
奥参道の途中には鹿園があります。
ここでは鹿は神の使いとして大切にされており、柵の中には多くの鹿がいます。
すぐ横の売店で鹿の餌を販売していました。
奥参道をさらに歩いて行くと奥宮社殿に辿り着きます。
こちらも重要文化財に指定されています。
奥宮から道が二手に分かれています。
左の道は御手洗池へ、右の方へ折れて行くと要石となります。
まずは右の方へ進み要石を目指して見る。
道中にはどこへ続くかわからない道が交差しており、そこから更に道なりに進んで行く。
奥宮からおよそ150mほど歩いて来た所に要石が祀られています。
鳥居は有るものの要石はどこ?ってなりますが、地面を良く見るとチョコンと顔を出しているのが要石でした。
この要石には逸話が有り、地を掘るに従ってその姿がどんどん大きくなり、7日7夜掘り続けても掘り切れなかったと言われているそうです。
奥宮がある分かれ道まで戻りこんどは御手洗池に行ってみる。
長い坂道を下りて行くと右手に売店が見えて来て、そのさらに奥に御手洗池があります。
ちなみにこの売店は食事処にもなっています。
1日に40万リットル以上もの水が湧いているという御手洗池。
池の底が見えるくらい水が凄く澄んでいて、大きな鯉が何匹も泳いでいます。
昔は参拝する前にこの池で禊をしていたそうですが、今でも年始に多くの人々が大寒禊を行うそうです。
御手洗池から鳥居をくぐって外に出てみると、こちらにも15台ほどが駐車出来る駐車場が設けられていました。
見た所、ここは無料になっているようです。
参拝目的の場合はこちらに車を停めると拝殿まで500m以上も歩く事になりますので大変ですが、歩く事が平気であれば無料の駐車場というのはありがたい所ですね。