長谷寺

鎌倉にいくつかあるアジサイ鑑賞スポットの１つである長谷寺
その入口に当たる赤い大きな提灯が印象的な山門です。

山門のすぐ手前左側に拝観者専用の有料駐車場が設けられています。
料金は普通車で30分毎に350円となる。

長谷寺は一年を通じて四季の花々を観賞出来るという事もあり、中に入るには拝観料が必要です。
入口の受付で拝観料（大人400円）を払い中に入場します。
（シーズンで混雑時には別途観賞料がプラスされます）

中に入るとまずは緑あふれる庭園が広がっています。
いくつか池もあり、中でもこの放生池には立派な鯉が泳いでいます。

弁天窟と呼ばれている方へ行くと、その途中に立っているのが「和み地蔵」
見る者を和ませてくれる、にこやかな表情が人気を集めているそうです。

そしてここが弁天窟
中は薄暗く、壁面に弁財天とその眷属となる十六童子が彫られています。

山門の方まで戻り、今度は左側に手水舎が設けられている通りを進み、奥の階段を上がって行く

良縁地蔵を通り過ぎて次に見えてくるのが「地蔵堂」
小さな地蔵様が無数に祀られています。

お堂の裏側にも壁一面に地蔵様が彫られ祀られています。
これらは子安・繁栄のご利益をお授けする 「福壽地蔵」との事です。

地蔵堂からさらに階段を上がって行くと現れるのが観音堂と阿弥陀堂
御朱印所はこの観音堂の中にあります。

観音堂の左側の通路を奥に行くと観音ミュージアムがあります。
ここは「観音菩薩」を主題とした博物館になっており、観音菩薩の教えを展示し、映像で紹介等をしています。

観音堂の付近に飾られている長谷寺オリジナルのアジサイ
中でも「長谷の祈り」と命名されたアジサイはひと際綺麗に咲いています。

観音ミュージアムの横から階段を上がっていった所が、アジサイ観賞のメインとなる「眺望散策路」になります。
訪れた時は、この散策路が別途料金となっており拝観料とは別に観賞料を払いました。

平成の初頭からアジサイの栽培を始めたそうで、今では40種類以上、約2500株のアジサイが境内に咲くそうです。

散策路の中心に祀られている千手観音
このアジサイ路を見守るかのように鎮座しています。

平日にも関わらず多くの観光客がアジサイ観賞を目的に訪れていました。
ちなみに下に見える建物は経蔵と呼ばれる御堂です。

御堂の中には「輪蔵」と呼ばれる大きな回転式書架があり、書架を一回転させることで一切経を全て読誦した功徳が得られるという。

境内唯一の見晴台です。
見晴台からは鎌倉の街並みや海が見え、遠く三浦半島まで眺める事が出来ます。
アジサイの散策路を歩き疲れたら、ここで一息いかがでしょうか。