源氏の隠れ岩屋 源三窟
( 分類:鍾乳洞 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2020年02月22日
- ◇ 住 所 ◇
- 栃木県那須塩原市塩原1118
西那須野塩原IC(東北道)から国道400号線を通り、およそ17km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 無料駐車場有り
第1:大型3台、乗用車40台(旧国道400号沿い)
第2:大型1台、乗用車15台(国道400号沿い) - ◇ 備 考 ◇
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[営業時間](不定休)
4月~11月 8:30~17:00
12月~3月 9:00~16:00
[入館料]
大人(高校生以上)600円
子供(小中学生) 400円
※公式HPにて割引券の発行有り
国道400号線からそれて塩原街道(旧400号線)を通って来ると、目立つように立っている「源三窟」と書かれた看板が見えてくる。
塩原街道(旧400号線)沿いに設けられた広い駐車場。
正面の崖の上に建っている建物が「源三窟」と呼ばれる施設になります。
「源三窟」は国道400号線と塩原街道の間にある施設で、国道側にも第2駐車場が設けられていて、どちら側からも立ち寄ることが出来ます。
(写真上側の道が国道400号線、下側の道が塩原街道になります)
こちらが国道側にある第2駐車場
第1駐車場に比べると狭い場所になりますが、階段を上がらずに済むので空きがあるならばこちらに停めたい所です。
第1駐車場からはこの趣向を凝らした丸太柱の門をくぐり、111段ある階段を上がって行きます。
段数は有りますが、わりと緩やかな階段ですよ。
階段を上がり切った所に有る「長生きの水」
飲料水なので休憩がてらこの水で一息ついて行きましょう。
写真右の方が入洞口になっています。
その手前にある受付で入館料を支払うと、入洞する前にこの施設についての説明が行われます。
こちらが説明員の・・・隣でジッと外を見つめている、この施設のマスコット猫「茶々」です!
説明中にのそっと入って来て、パンフレットの上にドカッと座り込みましたよ。
説明を聞き終えたら早速洞窟へ入ります。
こちらの狭い通路を通って下に降りて行きます。
通路の先は更に狭そうな洞窟に続いて行きます。
尚、この洞窟は全長50mの通り抜けの鍾乳洞となっております。
洞窟に入って最初に現れるのが「米洗いの滝」
その昔、戦で追われこの洞窟に逃げ込んだ落人達が、洞窟内に流れる滝水で米をといで生活していたという。
その様子を人形で再現しています。
洞窟を奥に進むと他にも落人達の生活ぶりを表す人形や、再起を計り今にも出陣しそうな姿を表した人形等が展示されていました。
全長50mの洞窟探検は思いのほか早く終わってしまい外に出る階段が見えて来ます。
階段を上がって行くと、そこは武具資料館につながっており、日本刀や弓矢、火縄銃といった武器類を始め洞窟内で発見されたという鎧冑等が展示されています。
他にもこんな立派な大名かごや鎧冑も展示されております。
美術品としても貴重な代物が盛り沢山です。
写真中央の小さい鎧冑が洞内で発見されたという代物。
この鎧冑の背中側には、3人の武者の亡霊が憑いているという事でテレビにも取り上げられ話題になったそうです。
どうでしょうか。
亡霊は写っていますかね?
無念を残し亡くなった武者の亡霊は、今もこの世を彷徨い続けているのでしょうか。