大谷公園(平和観音)
( 分類:公園 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2021年01月09日
- ◇ 住 所 ◇
- 栃木県宇都宮市大谷町1156-2
宇都宮IC(東北道)から国道119号線を経由して国道293号線を通り「大谷資料館←」(もしくは大谷観音)の標識を目印に交差点を曲がり、その後、平和観音駐車場の標識を頼りに進む、総距離およそ7.8km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 市営大谷駐車場 111台(無料)
※大谷公園西口の駐車場 - ◇ 備 考 ◇
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元々は昭和初期まで大谷石の露天掘り等を行っていた採石場であった場所。
戦後間もない昭和23年に、戦没者の霊を弔い世界平和を祈念するために、6年の歳月をかけて高さ約27mの平和観音が壁面に彫刻され、昭和31年に開園された。
県道沿いに設けられている市営大谷駐車場の入口
(訪れた当時、隣は何もない空き地が広がっていましたが、現在はショッピングモールが建っているようです。)
駐車場はわりと広く、ここだけで100台以上が停められる広さ。
また市営ではありますが無料で駐車出来るので、とてもありがたいですね。
平和観音が立つ大谷公園の入口は、駐車場から道路を挟んだ向かい側
綺麗に整備された遊歩道があります。
遊歩道に入ってすぐの所、右上を見上げると、今にも転がって落ちて来そうな岩が見られます。
これは「天狗の投げ石」と呼ばれている奇岩で、天狗が投げて乗せたという伝説が残っているそうです。
遊歩道を100mほど歩くと、正面奥に観音様が見えて来ます。
その観音様こそが平和観音です。
身丈26.93m(88尺8寸8分)の平和観音像
第二次世界大戦後、戦没者の霊を弔い、世界平和を祈念するために6年の歳月を費やして壁面に彫刻されたそうです。
公園広場には他にもこんな奇岩(親子がえる)がありました。
その昔、蜂の大群に襲われた住民を親子がえるが身をていして守ったという、それ以来、地守神様として伝えられているそうです。
平和観音の右側にも高く切り立った岩の壁が連なっています。
この辺りも、かつては採石場になっていて、平和観音はその壁面を使用して彫られたそうです。
平和観音に隣接して展望台が設けられています。
正面左手側に階段があり、観音様の背中側を周って上がって来れます。
展望台から眺めた公園広場周辺の景色
この公園を通り抜けた所に大谷寺(大谷観音)等もありますので、近くまで来た際には立ち寄って見て下さい。