雄川の滝
( 分類:景勝地・滝 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2019年11月24日
- ◇ 住 所 ◇
- 鹿児島県南大隅町根占川北12222
都城市街から東九州道を経由して笠之原ICから国道269号線を通り、南大隅町「雄川橋」交差点から県道562号線に入り総距離およそ85km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 50台以上(無料)
- ◇ 備 考 ◇
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幅100mほどもある断崖絶壁から流れ落ちる落差46mの滝。
その断崖の隙間からは白糸の様な滝がいくつも流れ落ち、エメラルドグリーンに輝く神秘的な滝壺が広がっている。
展望所は2ヶ所あり、1つは滝の上から見下ろす上流展望所で、もう一つは滝壺付近に設置された滝見台となる。


雄川の滝展望台は2ヶ所有りその内、滝壺付近へと行ける遊歩道の入口は少し分かり辛い。
まずは写真の案内標識がある交差点を目指して行きます。

国道269号線の南大隅町「雄川橋」交差点(川の直前)を曲がり県道562号線を通ります。
交差点からおよそ2.2kmほど進むと写真の「雄川の滝→」という標識がある交差点に辿り着きます。

交差点の角の所にも「雄川の滝入口→」と書かれた茶色い標識が立っているので見逃さないように注意。

交差点を曲がったら後は道なりに進んで行き、およそ3kmほど進むと橋を渡り広い駐車場へと到着します。
道中は見通しが悪く道幅も狭いので対向車に注意して走行して下さい。

橋の所からは雄川に架かる瀧見大橋が見える。
雄川の滝はあの橋を超えたさらに向こう側で流れているのだ。

駐車場の所には、ちょっとおしゃれなカフェショップが建っています。
コンテナハウスをリメイクした建物で、地元産のフルーツドリンクや限定のお土産等を販売しているそうです。

カフェショップの隣には綺麗な御手洗いが有り、その間の所に雄川の滝遊歩道の入口があります。
ここから先に御手洗いは無いので、ここで済ませてから出発しましょう。

遊歩道入口の所には、こんなしゃれた看板が置いてありました。
人生も自然も、あわてずゆっくりと、自然を満喫して行きましょう!

ここが遊歩道の出発地点です。
滝まで1200mの距離。親切に杖まで設けられています。

遊歩道は綺麗に整備されていて、道も緩やかな川沿いの道なので歩き易い。
瀧見大橋の真下辺りがちょうど中間地点になるので、まずはそこを目指して行きます。

滝まで600m地点。
この辺りまで来ると道が少し険しくなり、見える景色もガラリと変わってきます。

夏は涼しげな川辺を歩く道。
大雨などで増水すると、おそらくこういった場所が沈んでしまい危険なのだろう。
そのため悪天候の時は立入禁止になるそうです。

水辺の道だけではなく、こういった竹林の中も通って行きます。
道もアップダウンが増えて来たかな。

川の水はとても澄んでいて綺麗な水が流れています。
深さがある所だとエメラルドグリーンに輝いて見える事もあるそうです。

遊歩道の終盤には勾配のきつい坂が待ち構えています。
道の真中がなぜか階段状になっているので、ここは好みの方を歩いて上がって行きます。

坂を上がり切り、またなだらかな道を進んで行くと、間もなくして木造の展望台が見えて来ます。

視界がいっきに開けて、そこには2階建ての展望台が設けられている。
その向こうに見えるのが目的地の「雄川の滝」である。

訪れた時は、上から流れ落ちて来る水量はとても少なく、チョロチョロと流れている程度で、下の方ではいくつもの伏流水が静かに流れていました。
時期によっては怒号を立てて上から流れ落ちている時もあるようです。

お勧めなのは、晴れた日が数日続いた水量の少ない時期。
滝壺の水がとても澄んでいて、綺麗なエメラルドグリーンの輝きを見せてくれるそうです。
この日は先ほどまで激しい雨に降られてしまいましたが、それでも澄んだ綺麗な色の滝壺を見る事が出来ました。