天ヶ瀬温泉 露天風呂

天ヶ瀬温泉は、別府温泉や湯布院温泉と並ぶ豊後三大温泉の１つで、その歴史は古く開湯して1300年以上もの歴史がある温泉地になります。
その中でも、河川敷に湧く５つの開放的な共同露天風呂がここの名物になっていて長く観光客に親しまれています。

そんな天ヶ瀬温泉の駐車場は、国道210号線から天ヶ瀬温泉入口（「天瀬町振興局前」交差点）を曲がり、およそ260ｍほど進んだ左側に設けられている桜滝駐車場を利用するか、もしくはこの通りを1.3kmほど行った場所に町営の無料駐車場が設けられているので、そちらを利用する事が出来ます。

桜滝駐車場に車を停めて温泉街を歩いて行くと、まず辿り着くのがJR天ヶ瀬駅
天ヶ瀬温泉はJRが通っているので電車を利用して訪れる事も出来ます。
ちなみに博多駅から特急「ゆふ」で乗り換え無しの１時間30分ほどで来れちゃいます。

すると緑のシートに囲まれた場所が現れるので、そこが駅前温泉になります。
脱衣場と思われる所にあるボックスに料金（100円）を入れて自由に入浴する事が出来る様です。（入浴している方が居たので中は撮れませんでした）
尚、入浴時間は9:00～22:00となります。

通りに戻り、他の露天風呂を目指して行きます。
ここは途中にある天ヶ瀬橋。玖珠川を挟んだ対岸にも温泉旅館が何軒か建っているのが見えます。

天ヶ瀬橋から玖珠川を眺めると、川の手前側（向かって右側）に茶色いシートで囲った場所が見えます。
後で行きますが、そこが２つ目の共同露天風呂「薬師湯」です。

その対岸側にももう一つ囲われている場所が見えますが、そこが３つ目の共同露天風呂「益次郎温泉」になります。
ここの入浴時間は16:00～22:00になる様です。

下に降りて脱衣場から湯船を覗いて見る。
脱衣場は男女共有になっていて、湯船とはすだれで仕切っている程度。
外とはシートで囲っているので、一応着替えている所は見えなさそうです。

湯船側の１部分はシートで覆われていないので、湯船に浸かりながら川を眺める事が出来るのだが、当然の事ながら外からも丸見えです。
尚、薬師湯は、湯あみ着・水着・バスタオルを使用しての入浴がＯＫになっていますので御安心下さい。また入浴時間は8:00～22:00となります。

通りに戻り次の露天風呂を目指します。
その途中には和風っぽい造りで朱塗りの「成天閣吊橋」という橋が架かっていました。橋は向かい側に建つホテル成天閣の玄関口へとつながっているので、ホテル専用の吊り橋になっている様です。

朱塗りの吊橋から更に60ｍほど歩いた所に４つ目の共同露天風呂「神田湯」があります。
ちなみに「神田湯」は「じんでんゆ」と読むそうです。

湯船の手前には脱衣場が設けられています。
といっても屋根と簡単な棚がある程度ですが、こんな開放的な場所に簡易的とはいえ脱衣場が設けられているのはありがたいですね。

５つ目の露天風呂が「鶴舞の湯」
神田湯から約160ｍほど歩いた所にあり、桜滝駐車場からは一番遠い露天風呂になります。
ここに入るのが目的であれば町営の無料駐車場を利用した方が近いです。

坂を下りて行くとすぐ右側に湯船があります。
湯船の両側に棚が設けられているので、おそらくそこが脱衣場となる。
入浴時間は17:00～22:00と遅めの時間帯なので御注意。

湯船の周りをシートで大きく囲っているので、他と違って外から見えにくい所かなと思ったら、すぐ横に橋が架かっていて上から丸見えでした。

以上、５つの共同露天風呂はいかがだったでしょうか。
とっても開放的な所ばかりなので入り辛いかもしれませんが、２ヶ所は水着ＯＫになっているので是非チャレンジしてみて下さい。