鳴門公園 渦の道
( 分類:観光名所 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2019年11月18日
- ◇ 住 所 ◇
- 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福池
鳴門北IC(神戸淡路鳴門道)から県道11号線で、およそ3.3km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 大型車20台、乗用車200台(有料 500円/1日)
※鳴門公園駐車場(第1~第4P) - ◇ 備 考 ◇
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< 大鳴門橋遊歩道 渦の道 >
[営業時間]
・3月~9月 9:00~18:00(入場 17:30まで)
(GWと夏休み期間 8:00~19:00 入場 18:30)
・10月~2月 9:00~17:00(入場 16:30まで)
[休館日]
・3月、6月、9月、12月の第2月曜日
[入場料]
・大人 510円、中高生 410円、小学生 260円
神戸市から明石海峡大橋を渡り、淡路島を通り抜け、そして大鳴門橋を渡って来る。
鳴門北ICから県道11号線を道なりに進んで来ると鳴門公園に辿り着く。
(※美術館を過ぎた先のT字路は右折)
写真は第1駐車場の入口付近。
第1駐車場は鳴門公園に最も近い駐車場で、観光バス等も多く訪れるので、すぐに満車になってしまいます。
駐車場は第1から第4までありますが、順番に公園から遠ざかって行きます。
鳴門公園は、鳴門海峡を挟んで徳島県側にある公園。
淡路島側には、道の駅うずしおと鳴門岬があるのだが、そちら側からは大鳴門橋遊歩道の渦の道へは行けないので御注意。公園には渦の道の他にも、見晴らしの良い展望台がいくつかあり、それぞれで絶景が眺められる。
見晴らしの良い展望台の1つは、山の上に建てられている鳴門山展望台。
有料となるが、エスカレーターで上がって行けるので観光客に人気のようだ。
その展望台の横にはもう一つ別の展望台が併設されていて、散策路を歩いて行き上がる事が出来る。
エスカレーターは第1駐車場前の建物に乗り場がある。入口付近はお土産屋さんと軽食コーナーが有り、その奥側に乗り場が設けられている。
(写真は、朝早めに来てしまったので、まだシャッターが閉まっていました。)
渦潮が見頃になる時間帯までまだ時間があるので、先に散策路を歩いて展望台へ行って見る事にする。
散策路はトイレ脇の階段から山なりに上がって行く道。途中の分かれ道を右に行くと自動車道の上を渡る歩道になっている。
歩道の先には、大鳴門橋架橋記念館が建っている。
記念館は、渦潮を含め徳島の風景を紹介する360°のパノラマシアターや、大鳴門大橋建設時の映像に模型、VR体験コーナーやアドベンチャーシミュレーター等、大人から子供まで楽しめる場所になっている。
展望台までの散策路は、木々に囲まれた石の階段をひたすら上がって行く道。
上り始めてからおよそ7分、ようやく展望台が見えて来た。
山の頂上に建つ展望台は、6~7mほどの高さで天辺が円形になっていて、360度の景色が見渡せる見晴らし台になっている。
展望台からは鳴門海峡と海峡に架かる大鳴門橋が一望出来る。
朝早い時間だった為、東から昇る太陽で逆光になってしまった。
展望台から散策路を下りて行き、今度は千畳敷展望台にやって来る。
周辺には食事処やお土産屋さんが並ぶ広場になっている。
千畳敷展望台から眺めた大鳴門橋。
眼下に見える鳴門海峡は手前の部分が浅瀬になっていて、まるで急流の川の様に激しく流れている。
千畳敷展望台からは、眼下にある相ヶ浜海岸まで降りて行く事も出来る。
右に見える郷土料理店「潮風」の前を通り奥に行くと階段がある。
少し急勾配の階段を下りて行く。
ひと気が無い海岸だと思っていたのだが、海岸が見えて来ると意外に釣りをしている人達が見えた。けっこう流れが激しい所なのだが、何か釣れるのだろうか。
相ヶ浜海岸から眺めた大鳴門橋。
どの角度から眺めても絶景である。
渦潮が見頃になる時間帯になったので急いで大鳴門橋遊歩道にやって来た。
遊歩道「渦の道」は大鳴門橋の真下に施設が設けられている。
受付ロビーには既に多くの観光客が訪れていて賑わっていた。
ここで入場券を買い早速ビュースポットの展望室に向かって歩いて行く。
受付ロビーから展望室までおよそ480mの廊下が続いている。
廊下の両側は金網になっていて風が吹き抜けて行く構造になっているのだが、この日は酷い強風が吹いていて横から風に煽られながら歩いていました。
(これで雨が降ったら悲惨な状態になりそう。)
広い展望室に到着。
橋の両側から鳴門海峡を見渡す事が出来る部屋になっている。床にはガラス張りになっている部分も有り、真下に発生する渦を観賞する事が出来るようにもなっている。
案内図の右上のポイントから眺めた景色。
海が激しくうねっているのが見えて、障害物が多い場所だが一番渦が見られそうな気がするポイントでした。
(実際、小さいながらも渦が時々発生して見られました。)
次に案内図の左上辺りから海を観察。
潮が激しく流れて行くのが見えるが、30分ほど粘っていても渦が巻いている姿を見る事が出来ませんでした。こればかりは時の運ですね。
海上には、港に戻って行くうずしお汽船が見える。
汽船に乗っている乗客は、渦潮が見られたかな?と思いながら、遠ざかって行く汽船を見送りました。
出入口のロビーに飾ってあった絶景の写真。
汽船から撮った写真だと思われるが、こんな大渦の瞬間を見られる事は中々無いだろうが、一生に一度は見てみたいものだ。
最後に、鳴門公園の外れにある「お茶園展望台」から眺めた景色を1枚。
他にも鳴門公園には、孫崎灯台や孫崎展望台もあるので、時間があるならば立ち寄って見るのも悪くない場所でした。