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蒲生田岬

( 分類:景勝地 )


◇ 訪問日 ◇
2019年11月18日
◇ 住 所 ◇
徳島県阿南市椿町字蒲生田
徳島IC(徳島道)から国道11号線経由の国道55号線を通り、左折して県道26号線を経由して県道200号線を通る。総距離およそ55km。
◇ 駐車場 ◇
有り 乗用車28台(無料)
◇ 備 考 ◇
四国最東端の岬。
岬の先端には、高さ11.5mの蒲生田岬灯台が建っている。
蒲生田岬灯台は、2016年に「恋する灯台」として認定され、恋人達のパワースポットになっている。
道中は、すれ違いが困難な狭い道有り。

蒲生田岬1

県道26号線から県道200号線に入りしばらく進むと、急にすれ違いが困難な狭い道が断続的に続いた。対向車がやって来ないことを祈りつつ車を走らせる。
国道55号線を曲がってから約16kmで、蒲生田岬駐車場に到着です。

蒲生田岬2

駐車場付近の道は直線で見通しが良いが、やはりすれ違うのが少しキツイ道幅である。

蒲生田岬3

駐車場の前に広がる蒲生田大池。
池を一周できる遊歩道も整備されている。

室戸阿南海岸国定公園の案内図。
駐車場から岬へと続く360mの遊歩道が整備されていて、岬の先端には灯台が建っている。

蒲生田岬5

駐車場から遊歩道がある方を見ると、句が書かれたモニュメントが立っている。 その奥の方にも、もうひとつ輪っかの形状をした物が見える。

蒲生田岬6

モニュメントに書かれている句は、恋を綴ったものでした(2017年建立)。
句の心象はわかりませんが、恋する灯台が建つ岬として観光の名所になって欲しいという思いが込められているそうです。
ちなみにモニュメントの形状は、黒アゲハ蝶を模ったものでした。

蒲生田岬7

遊歩道の入口部分には、もうひとつモニュメントが建っている。
これはいったい何を表現しているのだろうか。説明書き等が立って無いので少々悩んでしまう。

蒲生田岬8

調べてみると、これは岬の風や波をテーマにして創作された彫刻で「波の詩(うた)」と言うらしい。
言われるまで気づかなかったが、空洞部分がハートの形状をしている。

蒲生田岬9

海岸沿いに設けられた一本道の遊歩道を歩いて行くと、その先には、小高い山とその頂上に建つ灯台が見えてくる。

蒲生田岬10

遊歩道の途中には、海を見守る様に不動尊が立っている。

蒲生田岬11

頂上の灯台まで行くルートは2つある。
1つは左の急な階段を上がって行く右回りのルート、もう1つは広場を通り抜けて右側の斜面から散策路を行く左回りのルート。

蒲生田岬12

足腰に自信があるならば、左の階段を上がって行けば最短距離で頂上に行けるのでお勧めである。

蒲生田岬13

一直線に頂上まで上って行く階段は、段数が有り勾配が少しきついので、一気に上がって行こうとすると途中でバテテしまう。

蒲生田岬14

階段を上がり切った目の前に蒲生田岬灯台がそびえ立っていた。
灯台周辺に表示が見当たらなかったが、この灯台は「恋する灯台」プロジェクトの1つに認定されている。

蒲生田岬灯台の説明看板。
この灯台は高さ約11.5mで1方向のみを照らす単閃白光の灯台である。

蒲生田岬16

ちなみに、先ほどの広場を通り抜けて散策路から頂上へと上がって来る、左回りのルートを参考までに紹介すると。

蒲生田岬17

うっそうとした茂みの間に設けられた、丸太の階段を上がって行く遊歩道。雨で濡れると滑りやすくなるので御注意。
石の階段よりは勾配が緩めになっているが、結局階段を上がって行く事は変わらない。

蒲生田岬18

茂みに覆われた通路を抜けると目の前には絶壁の海岸が広がり、絶壁沿いに設けられた遊歩道を更に上がって行くと頂上まで行ける。

蒲生田岬19

蒲生田岬灯台の手前側には、展望広場が設けられていて和歌山湾が一望出来る。
灯台にも展望台が設けられていて階段で上がれる様になっているが、現在は手摺が老朽化している為、立入禁止の看板が掲げられていた。
(2019年11月18日現在)

蒲生田岬20

灯台の前に設けられている展望広場。
親切にも東の方向を向いて座れるようにベンチが設置されている。
四国で一番最初に朝日が昇る場所なので、日の出を観賞しようと訪れる観光客が来るのだろう。

蒲生田岬21

展望広場から眺めた絶景。
(太平洋の海)

蒲生田岬22

展望広場から眺めた伊島。
天気が良ければ和歌山県も見えるらしい。

蒲生田岬23

駐車場がある方向の景色と、眼下には歩いて来た遊歩道が見える。
天気が良ければ淡路島まで見渡す事が出来るらしいが・・・。
岬から近い所に「かもだ岬温泉」という施設もあるので、時間があれば寄って見るのも良いかもしれません。


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