蕪嶋神社
( 分類:神社 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2020年07月25日
- ◇ 住 所 ◇
- 青森県八戸市大字鮫町字鮫56
Tel.0178-34-2730
八戸南IC(八戸久慈自動車道)から国道45号線を経由して県道29号線、県道1号線を通りおよそ8km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 乗用車45台(無料)※大型も可
(蕪島物産販売施設「かぶーにゃ」横の駐車場) - ◇ 備 考 ◇
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◆蕪嶋神社
[拝観時間]9:00~16:00
◆蕪島物産販売施設「かぶーにゃ」
[営業時間]火曜定休
4~10月:10:00~17:00
11~3月:10:00~16:00
海岸沿いを通る県道1号線に設けられた無料駐車場
こちらは普通自動車用となりますが、すぐ隣に大型用の広い駐車場も設けられています。
駐車場と同じ敷地内に設けられている蕪島物産販売施設「かぶーにゃ」
地元野菜等の販売の他、鯖ご飯や浜鍋、そば等の飲食も提供している施設になっています。
蕪嶋神社は駐車場の正面から海側に向かった小高い島の上に建っています。
現在は埋め立てられて陸続きとなっていますが、昔はこの周辺が海になっていて神社の所は1つの離島だったそうです。
砂浜には沢山のウミネコが群がって見えます。
毎年約3万羽のウミネコが2月下旬頃から蕪島に飛来してくるそうで、4月下旬~7月下旬頃に産卵や子育てを行い、8月上旬頃にまた別の所へと去って行くそうです。
蕪嶋神社の創建は鎌倉時代、1296年(永仁4年)と伝えられているそうです。
開門前の神社には無数のウミネコがいたる所に止まっており、まるで神社を占拠しているかの様です。
約3万羽飛来してくるだけあって、神社だけに留まらず正面の広場や周辺のフェンスの上、そして上空にも無数に飛んでいるウミネコ。
上空から糞をいつ爆撃されてもおかしくないです!
そんなウミネコの爆撃対策として神社には傘という装備が用意されています。
あえて傘を使わずに運を天に任せて、もし糞がかかったら運気が付いたとして縁起が良いと考えるのも良いかも知れません。
フェンスの上に並ぶウミネコ達は、人なれしているのか近づいてもあまり動じずおとなしいもんです。
神社が開門し、いざ92段の参道階段を上がってみる。
階段を上がる途中もウミネコの視線をバリバリ感じながら上がります。
あらゆる所にとまり羽を休めるウミネコ達。
とまれるならば、たとえ狛犬の上だろうが弁財天様の頭上だろうがお構いなし。
赤い鳥居をくぐって右側に設けられている手水舎。
ここにも2匹のウミネコを模ったレリーフが飾られています。
こちらが蕪嶋神社の2階建ての社殿。
実は2015年(平成27年)11月に火災によって社殿が全焼してしまい、約5年もの歳月をかけて再建されたそうです。
元々離島だった蕪島はウミネコ達にとって天敵が侵入しずらい格好の場所だった事もあり、陸続きとなった現在でも繁殖地として続いてきたそうです。
そしてこの場所は1922年(大正11年)に国指定の天然記念物となり、蕪嶋神社と共存し続けてきたという事です。