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尻屋埼灯台

( 分類:日本の灯台50選 )


◇ 訪問日 ◇
2020年07月25日
◇ 住 所 ◇
青森県下北郡東通村尻屋字尻屋崎1-1
七戸IC(E4A東北縦貫道)から国道394号線を経由して国道338号線を通り、尻屋崎方面の標識で県道248号線に入り、途中県道172号線を経由して県道6号線を通り、総距離およそ96km。
◇ 駐車場 ◇
有り 乗用車およそ40台(無料)
◇ 備 考 ◇
日本の灯台50選の1つ
全国に16基しかない登れる灯台の1つです。
[参観時間]
 4月上旬~4月30日 9:00~15:00
 5月1日~11月上旬 9:00~16:00
[参観寄付金]大人(中学生以上)300円
[定休日]強風などの悪天候時、冬季閉鎖

尻屋埼灯台1

下北半島の最果ての地を目指して県道6号線を走らせて来ると、尻屋埼灯台の方へ向かう道の入口に入門ゲートが現れます。
ここはT字路になっている所で写真の右側にはビジターハウスが建っています。

尻屋埼灯台2 尻屋埼灯台3

ここは西側の入門ゲートで、時間で自動的にゲートが閉鎖されてしまうので注意が必要です(東側にも入門ゲートがあります)。
時間内であれば停車位置まで車を進めると、自動的にバーが開くので通過する事が出来ます。

尻屋埼灯台4 尻屋埼灯台5

無事にゲートを通過して森を抜けると、左に津軽海峡を望み右に広大な牧場という景色が広がります。
そしてゲートからおよそ2kmで駐車場に到着します。

尻屋埼灯台6

駐車場の周辺を含め広大な牧場には何頭もの寒立馬が放牧されていますが、不用意に近づくと危険なので遠目に眺めましょう。
(食事に夢中な馬に近づくとタックルされるかもしれません!)

ビジターハウスに寒立馬の放牧地が紹介されていましたので参考までに。
この広大な牧場にはいったい何頭の寒立馬が放牧されているのだろうか。

尻屋埼灯台8

ノンビリと歩きながら津軽海峡や寒立馬を眺め灯台に向かって行きます。
灯台の前の所は駐車禁止になっているので、基本的には先ほどの駐車場に停めて歩いて来ましょう。

尻屋埼灯台9

灯台の近くには唯一1軒だけ食事処があります。
砂利が敷かれ駐車場の様になっているので、その辺りは車を停められそうですがそれ以外の緑の部分は牧草地なので駐車は避けましょう。

尻屋埼灯台10 尻屋埼灯台11

放牧されている寒立馬は自由気ままにやってきては、車や人にお構いなく牧草を美味しそうに食べています。
灯台よりも寒立馬とのふれあいを目的に訪れた観光客も多いのかな。

尻屋埼灯台12

寒立馬とのふれあいをそこそこにして、いよいよ尻屋埼灯台へと歩みを進める。
しかし残念な事に、訪れた日はもの凄い強風に見舞われており灯台の参観は中止中になっていました。

尻屋埼灯台13

灯台に登る事は出来ませんでしたが、敷地内は見学出来る様なので今回は外観だけじっくりと眺める事にします。

尻屋埼灯台は地上約33m有り、白い壁面は120年以上の歴史があるレンガ造りになっています。
初点灯は1876年(明治9年)10月20日で、国内最大級のレンズで津軽海峡を照らしているそうです。

尻屋埼灯台15 尻屋埼灯台16

灯台周辺の景色は”最涯の地”の名に相応しく、静かに波の音だけが聞こえて来て外界から切り離された場所の様に感じる事が出来ます。
ここは普段のストレス社会から解放され、気分転換が出来る場所でした。


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