タヌキの湯
( 分類:露天風呂 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2020年07月27日
- ◇ 住 所 ◇
- 青森県青森市荒川横倉 下湯橋
青森中央IC(青森道)から国道7号線、県道120号線、県道44号線と経由して県道122号線を通り、総距離およそ18km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り あやめ公園駐車場(無料)
※駐車場と言うよりは砂利が敷かれている広場 - ◇ 備 考 ◇
-
あやめ公園から徒歩およそ5分。
旧温泉旅館があったとされる場所で自噴している。
下湯ダム建設に伴い旅館は廃業になったそうです。
通常は湯船にお湯を張っていない可能性あり。
青森市街地の方から県道122号線を通って訪れた、あやめ公園付近の交差点。
地図では酸ヶ湯温泉の方からもつながっている道になりますが、ハッキリ言って酸ヶ湯温泉方面からの道はお勧め出来ません。
(道は舗装されて無く、整備もあまりされて無い藪だらけ、崩落の危険有り)
あやめ公園は、右に見える下湯橋の手前で左下に入り坂を下りて行きます。
交差点の所に案内標識も立っています。
坂を下りて行くと正面に「あやめ公園」が見えて来ます。
駐車場として整備されている所は無く、両側の砂利が敷かれた場所に車を適当に停めます。
ここが近くで温泉が湧いているという噂の「あやめ公園」
雑草がかなり生い茂ってしまっています。
公園入口に架かる橋の所から川の上流を眺めると、ちょうど下湯橋が架かる辺りで湯気が立ちあがっているのが見えます。
間違いなく温泉が湧き出している様です。
下湯橋の上から湯気が立ちあがる辺りを確認してみると、橋の上流側にあきらかに人工的に組み上げたと思われる石垣を発見。
その石垣で囲われた場所こそが噂の露天風呂「タヌキの湯」である。
露天風呂の位置が確認出来たところで、いざ出発です。
気を付けたいのがマムシとの遭遇。
出会わないことを祈って慎重に歩いて行きます。
ケモノ道の様になった”人が歩いた形跡”が、茂みの深い所を迂回するように出来ていて、それをたどりながら進むと橋が現れます。
その橋を渡って右奥へとさらに進みます。
雑草に隠れていますが、途中には「関係者以外立ち入り禁止」と書かれた看板が立っています。
看板の所を通り過ぎるとすぐに川岸へと出ます。
この川岸の所でも少し湯気が立ちあがっていました。
川岸に出てからは、ほぼ川岸沿いを上流の方へと進んで行きます。
すると橋の上からも見えた石垣が徐々に見えて来ます。
行けるところまで進むと下に降りられる木の梯子が掛けて有り、その降りたそばにもう1つ鉄の梯子が掛かっているので、それを利用して河原まで下ります。
(写真は河原側から撮った梯子の様子です。)
そしてようやく噂の露天風呂「タヌキの湯」に到着しました。
湯船からは湯気が立ち込め・・・て無いな・・・あれ?
石垣が組まれコンクリートで作られた湯船はとても立派な造りで、温泉が入っていれば是非入って見たいと思えるほどでしたが、残念ながら湯船にはほとんどお湯が無く、岩壁からチョロチョロと熱いお湯が湧き出ている程度でした。
ここの様な秘湯の露天風呂では、年々マナー問題が増えている事も有り、もしかしたらここもマナー問題の関係で通常はお湯を抜いているのかもしれません。
貴重な露天風呂が失われないように、マナーを守って利用させて貰いましょう。