五色沼自然探勝路
( 分類:自然保護公園 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2019年04月20日
- ◇ 住 所 ◇
- 福島県耶麻郡北塩原村大字檜原剣ケ峯1093-341
猪苗代磐梯高原IC(磐越道)から国道115号線を通り、途中県道2号線を経由して国道459号線へ、近代美術館を過ぎたら左側に五色沼への案内標識があるのでそこを左折して少し進むと駐車場に到着。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り (無料)
- ◇ 備 考 ◇
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探勝路のスタート地点は2ヶ所あり、それぞれに駐車場とバスの停留所があるので、片方に車を止めて帰りはバスを利用する等が出来る。
【五色沼入口】(毘沙門沼側)
・駐車場 裏磐梯ビジターセンター、または五色沼入口観光プラザ
・バ ス 「五色沼入口」バス停下車
【裏磐梯高原駅口】(柳沼側)
・裏磐梯物産館(目の前が柳沼。大型バスも可)
・バ ス 「裏磐梯高原駅」バス停下車
五色沼入口(毘沙門沼側)の駐車場。
駐車場はけっこう広く、40~50台は止められる広さ。この年は季節外れの雪が降ったからなのか、周辺には雪がずいぶん残っている。
駐車場から最初に見られるのが「毘沙門沼」
案内標識の方に向かって行くと、右側にはお土産屋さん、左側にはソフトクリーム等を販売している小さい小屋が有る。そしてその奥に大きな毘沙門沼が広がっている。
綺麗なエメラルドグリーンの毘沙門沼。その綺麗さに思わず目を奪われてしまった。沼のほとりには貸しボートが有るので、ボートに乗って沼を楽しむことも可能だ。
毘沙門沼を正面にして右の方に遊歩道が続いている。
ここが自然探勝路の入口となる。
遊歩道を歩いていると数匹の鯉を発見!
残念ながら伝説の鯉では無かったが、その大きさはなかなかの巨体であった。
「熊出没注意!」の看板を通り過ぎて少し進んだところに、毘沙門沼展望所がある。ここまでの道のりは、ほぼ毘沙門沼沿いに通って来るルートであったが、別の角度からのんびり眺める沼も悪くはない。
展望所を通り過ぎた後の道のりも、こんな感じで割と平坦な道や小さい橋を渡ったりして行く。
最初は道中の残雪も少なかったのだが、奥に進むにつれて多くなり、しまいには全面雪が残っている完全な雪道になってしまった。
そうこうしているうち、次にたどり着いたのが「赤沼」だ。
毘沙門沼とはうって変わって、黄緑色をした沼であった。
雪道がようやく無くなり次にたどり着いたのが「弁天沼」。ここには展望台も設置されている。
そういえば案内図によれば、道中には「みどろ沼」と「竜沼」があったはずなんだが、標識が雪に埋もれてしまっていたのか気が付かないで通り過ぎてしまったようだ。
展望台から見た「弁天沼」の景色。
ここは青く広がる綺麗な色。しばらく見とれてしまった。
「弁天沼」から100mも歩かない所に「青沼」がある。
説明によると、この沼は強酸性になっていので魚が生息出来ない。また風で木が揺れたりして葉がこの沼に浸かると、葉が脱色されて白くなるという。
これは初夏から秋にかけてみられる現象のようです。
入口の地図には載っていなかったが道中に分岐点があり、せっかくなので「遠藤現夢の墓」に寄ってみた。
「遠藤現夢」とは、今のこの地を作り上げた人物である。
火山の噴火によって荒れ果てたこの地に、彼は私財を投じて長い年月をかけて植林を続け緑を蘇らせたという。
元の道に戻り先に進むと、次にたどり着くのが「柳沼」だ。
自然探勝路最後の沼となる。ここまで来ると残りはあと200mほどで裏磐梯高原駅側の駐車場にたどり着く。
ゴールが近づいてくると、自然と足取りが軽くなるような気がする。
柳沼を眺めながらゴールを目指す。道のり自体は、ほとんど平坦でアップダウンが少ないので、誰でも気軽に挑戦できるハイキングコースであった。
ゴールである裏磐梯物産館の駐車場に到着。
(探勝路の出入口は、この駐車場の奥側になる。)
物産館の中で少し休憩を取らして頂き、車を止めている五色沼入口の方へ戻ることにする。