シンボルマーク イラストアイコン

浄土平:一切経山(魔女の瞳)

( 分類:景勝地 )


◇ 訪問日 ◇
2020年07月18日
◇ 住 所 ◇
福島県福島市土湯温泉町鷲倉山
(磐梯吾妻スカイライン中間地点の浄土平)
福島西IC(東北道)から国道115号線と県道5号線(フルーツライン)を経由して県道70号線を通り、総距離およそ30.2km
◇ 駐車場 ◇
浄土平駐車場 普通車300台以上(有料)
二輪車 200円、普通車 500円、マイクロバス 1000円
◇ 備 考 ◇
浄土平ビジターセンターから一切経山山頂まで片道約1時間半、標高差約370mの登山コース。
山頂からは別名 魔女の瞳(吾妻の瞳)と呼ばれるコバルトブルーの五色沼が眺められる。
※冬期間は閉鎖(例年11月中旬~4月中旬頃まで)

魔女の瞳1

通称、磐梯吾妻スカイラインと呼ばれる県道70号線
厳しいカーブが連続した道を通り浄土平にやってきました。
写真は浄土平駐車場の入口になります。

魔女の瞳2

入口で駐車料金(普通車500円)を支払い入場します。
駐車場はとても広く多くの台数が停められますが、人気の高い場所なので休日は多くの車で混雑し、入口で渋滞している事が多々あります。

魔女の瞳3 魔女の瞳4

ここ浄土平にはレストハウスも設けられているので、食事をしたり休憩する事が出来ます。
営業時間は9:00~16:00となっています。

魔女の瞳5 魔女の瞳6

浄土平ビジターセンターでは、ここを起点とした各種コースについて紹介されている他、周辺に生息する動植物等を説明、展示しています。
ハザードマップ等もありますので一度寄ってみて下さい。

魔女の瞳7 魔女の瞳8

登山道の各スタート地点となる木道
浄土平湿原を通って行く木道で周遊する事もでき、一周約1kmのお手軽コースにもなっています。

魔女の瞳9

木道を通り抜け砂利道に出ると、いよいよ登山コースの始まりです。
混雑時に臨時駐車場に車を停めた場合は、先ほどの木道をショートカットしてこの道に合流するルートもあります。

魔女の瞳10 魔女の瞳11

登山道に入り間も無くして道幅が狭くなり、木々に覆われた自然のトンネルを歩きます。
この辺りは水の通り道にもなっているようで、いつも水溜りになっています。

魔女の瞳12

駐車場から600m地点で分かれ道が現れます。
左は鎌沼に向かう道となり、今回は一切経山山頂を目指して右の道に行きます。

魔女の瞳13 魔女の瞳14

所々足場の悪い所はありますが、比較的緩やかに登って行く登山道。
火口付近から噴き出しているガスを遠目に眺めながら歩いて行きます。

魔女の瞳15

だいぶ歩いた所で後ろを振り向いて見ると、車を停めた浄土平が遠くに眺められます。
その背後にそびえる山は吾妻小富士で、大きく空いた火口は直径約500mあり、その火口壁の上を一周する事も出来ます。

魔女の瞳16

道が平坦になり木道を歩いて行くと、遠くに避難小屋が見えて来ます。
写真では分かり辛いですが、右上にポツンと小屋が建っています。

魔女の瞳17 魔女の瞳18

避難小屋が見えてきたら、間も無く分かれ道に差し掛かります。
そのまま直進すると鎌沼へ行き、一切経山山頂はここを右に進み避難小屋の方を目指します。

魔女の瞳19 魔女の瞳20

分かれ道からおよそ100mほどで酸ヶ平避難小屋に到着。
中はわりと広く自由に休憩が可能で、トイレも併設されているので大変ありがたい小屋です。

魔女の瞳21 魔女の瞳22

避難小屋の横を通り抜けて行くと、ここから登山道は一気に急勾配の上り道となります。
後ろを振り返ると先ほどの避難小屋がもう小さく見え、遠くに鎌沼が見えます。

魔女の瞳23 魔女の瞳24

急勾配が一旦落ち着き緩やかになった地点で山頂まで残りあと600m。
呼吸を整えてからラストスパートです。

魔女の瞳25 魔女の瞳26

山頂までは足場の悪い道が続きます。
こういう道をガレ場と呼ぶのかな?

魔女の瞳27 魔女の瞳28

山頂付近まで登ると吾妻小富士を見下ろすように眺められます。
ポッカリと空いた火口が良く見えて、その大きさが良く分かります。

魔女の瞳29 魔女の瞳30

傾斜が緩やかになり草木が生えていない山頂付近
石が山積みされた所を目指して行くと頂上の指標が見えて来ます。

魔女の瞳31

一切経山頂上の指標がこちら
標高1948.8m、浄土平から2.9kmと書かれています。

魔女の瞳32

頂上の指標からさらに奥へと進んで行くと、この登山コースの目玉となる五色沼を眼下に見下ろして眺められます。
この五色沼は、天候や日の当たり具合によってその色合いを変える事から、別名「吾妻の瞳」またの名を「魔女の瞳」と呼ばれています。

魔女の瞳33

天気が良い日を見計らって訪れるのは中々難しいですが、そこそこ天気が良い日に運良く来れると写真の様な景色を眺める事が出来ます。
登山難度としては低いと思いますので、登山初心者でも気軽に登って来られる場所かと思います。


▲トップへ戻る