浄土平:鎌沼コース(紅葉)
( 分類:景勝地 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2020年10月03日
- ◇ 住 所 ◇
- 福島県福島市土湯温泉町鷲倉山
(磐梯吾妻スカイライン中間地点の浄土平)
福島西IC(東北道)から国道115号線と県道5号線(フルーツライン)を経由して県道70号線を通り、総距離およそ30.2km - ◇ 駐車場 ◇
- 浄土平駐車場 普通車300台以上(有料)
二輪車 200円、普通車 500円、マイクロバス 1000円 - ◇ 備 考 ◇
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浄土平ビジターセンターを起点として一周約5.1km、約2時間ほどの自然探勝路コースで、途中 一切経山山頂(魔女の瞳)に寄り道して行くと、プラス1時間半ほどになる。
紅葉の見頃は、例年9月下旬から10月上旬。
※冬期間は閉鎖(例年11月中旬~4月中旬頃まで)
秋の浄土平は10月初旬にして既に紅葉に染まっており、気温も朝方はひとけたまで下がりとても寒いです。
夏場に多くの登山者が訪れる浄土平ですが、秋はさらに紅葉狩りを目的に観光客が集まり、朝9時前にして既に駐車場の8~9割が埋め尽くされていました。
木道が設けられている浄土平湿原
夏場は緑一色になる湿原も、秋は茶色く色変わりしています。
夏とはうって変わった紅葉の景色を眺めながら登山道を歩き始めます。
天気は残念ながら晴れとはいかず、この日は曇り一色でした。
登山道を歩き始めて最初の分かれ道
前回はここを右に進みましたが、今回は左に進み鎌沼を周遊して行きます。
黄色く彩る葉が目立つ中、赤く染まる葉や緑の葉が入り混じる景色。
火口付近からは相変わらず「シュゴーー」っと轟音を立ててガスが噴き出しています。
そうだ警戒レベルが下がったとはいえ、ここは立派な活火山なのです。
鎌沼コースも比較的緩やかに登って行く登山道になります。
所々木道になっていたりしますが、かなり朽ちていて良いとは言えません。
けっこう登ったなって所で後ろを振り返ると、吾妻小富士が遠く眺められます。
登山道はやがて平坦となり木道に変わってからは、しばらく平坦な木道が続いて行きます。
景色は開け、辺り一面は熊笹が生い茂り、まるで草原の様に広がっています。
途中に分かれ道が有り、その分かれ道を鎌沼方面に向かって行くと、やがて静かに広がる鎌沼が見えて来ます。
鎌沼周辺は紅葉って言うほどの彩が残念ながらありませんが、それでも夏とは違った景色を見せてくれます。
木道は鎌沼沿いを半周するように設けられており、しばらく歩いて行くと山頂へと続く分かれ道に合流します。
片方は浄土平駐車場へ戻る道となり、もう片方は一切経山山頂へと続く道。
体力に自信が有るようでしたら、せっかくここまで来たので山頂にも寄ってみましょう。
上から眺める景色はさらに素晴らしいです。
私は今回ので2回目の登山になりますが、何度来ても素晴らしい景色です。
(前回訪れたのは夏で、詳しくは1つ前の記事を参照願います。)
2回目の登頂達成!
指標には標高1948.8m、浄土平から2.9kmと書かれています。
そして唯一山頂から眺める事が出来る五色沼(魔女の瞳)の姿です。
空が曇っているので、水面に移り込んで少し白みがかっていますが、写真で見るより実際の景色はもっと綺麗ですよ。
向かって左側の斜面を下りて行くと、五色沼の畔付近まで行く事が出来る登山道がありますが、帰りにまたこの斜面を登って戻る事を考えると、体力的にかなりキツイので諦めました。
この先はまた今度に挑戦ということで・・・