東根の大ケヤキ
( 分類:新・日本名木100選 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2019年05月03日
- ◇ 住 所 ◇
- 山形県東根市本丸北1丁目1-1
最寄り駅はJR山形線「東根」駅。そこからおよそ2.5kmの場所。
大通りから少し外れた場所にあるので、ちょっと分かり辛い。 - ◇ 駐車場 ◇
- 近所に公共駐車場有り(無料)
大ケヤキのそばに小学校の駐車場と思われる駐車スペースが数台分ある。 - ◇ 備 考 ◇
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高さ:28m 根回り:24m 直径:5m
樹齢:推定1500年以上
昭和32年9月11日に国指定特別天然記念物に指定
「日本一の大ケヤキ」と言っても過言ではないほどの巨木である。
大ケヤキがある場所の通り道。
龍興寺沼公園の近くに車を止めるスペースがあったので、そこに車を止めさせて頂き見学をした。この辺は昔東根城があったと伝えられており、その跡地がいくつか残っている。小学校を囲う壁も城っぽいのでその一部なのかもしれない?!
通りから眺めた大ケヤキ
実際に見てみると、写真で見て想像していたよりもかなりデカいと感じられる。
校舎をバックにして正面から撮影。
遠近感の差はあるにしても、校舎と比べて大ケヤキがどれほど巨木なのか、これでわかるだろうか? 樹齢1500年以上の貫禄は伊達じゃありませんね。
校舎側に回って反対側から撮った写真。
学校の敷地内は、通常「関係者以外は立入禁止」とされているものだが、ここには「御自由に御見学下さい」と書かれていたので、敷地内にも入らせて頂きました。
校舎側に来ると大ケヤキに関しての説明板もありました。
説明よると昔は「雄槻」「雌槻」と呼ばれた2本の大槻があったが、雄槻の方は枯れてしまい雌槻だけが残り今に至る、その残った雌槻が「東根の大ケヤキ」であるという。
この大ケヤキは、ここに小学校が出来るずっと前からこの地を見守っている。
老木と言われているが、その姿は毎年春には各枝から若葉が芽を吹き出して、現役バリバリの力強さを見せているという。まさにこの地の希望の象徴のような存在である。
この東広場から見られる景色が最高で、天気の良い日には、案内板にも書かれているように遠くに葉山や月山といった山々が見える。
景色を眺めていると、通りがかりの地元の方にも「ここからの景色は良いでしょう」と声をかけられるほど見入ってしまう。お勧めのスポットである。