三階滝

（分類：景勝地・滝）

◇ 訪問日 ◇: 2019年05月03日
◇ 住　所 ◇: 山形県長井市寺泉
県道11号線と県道253号線の交差点を満福寺（山の方）に進み直進して行くと、砂利道に変わった辺りに「三階滝」と書かれた木の標識が有る。
◇ 駐車場 ◇: 無し　※林道沿いに5台程度のスペース有り
◇ 備　考 ◇: 落差11ｍの段瀑。
山形県には「三階滝」と呼ばれる滝がもう一つあるので、検索するときは、長井市の三階滝で検索すると良い。ちなみにもう一つの滝は、落差5ｍの段瀑で最上郡真室川町にある。

地図を見ながら感を頼りに辿り着いたのがこの場所。道中に案内標識が見当たらなかったので少し不安ではあったが、それらしいところに着いた。道もここの手前までは舗装道路であったが、ここから先は砂利道になっている。

何も標識が無いと思っていると、よく見たら木の標識が立っていた。古くてかなり読み辛いが「左三階滝に至る」と書かれている。どうやらこの先で間違いはないようだ。

整備はされていないようだが展望台のような場所も有り、街が一望できる。
この先、滝の所に駐車場が無いと聞いていたので、とりあえずこの辺りに車を止めて、歩いて滝を目指すことにした。

のんびりと散策しながら割と緩やかな坂道を進んでいく。道もずっと砂利道が続いており道幅も有るので思ったよりは悪くなかった。これなら車で来ても平気そうだなと思いながら、引き返すのも大変なのでこのまま歩いて進んでいく。

30分ほど歩いただろうか、遠くに残雪が見えてきた。5月とはいえ山の上の方は気温が低いので、雪がまだ溶け残っていた。車でその先へ行くにはスタッドレスタイヤじゃないと無理なようだ。

三階滝への案内標識があった。ここから右の階段になっている所を降りて行った先にあるようだ。地図には載っていないが左の先は三渕神社があるらしい。

ここからは完全に遊歩道となるが、来た道を振り返ると、この辺りは道幅も少し広くなっており、車も数台くらい十分に止められそうだ。

階段を下りていくと間もなく滝の音と川の流れる音が聞こえてくる。
こっちの方にも少し残雪が有り、雪解け水で所々地面がぬかるんでいる。奥の方にはかすかに滝も見える。

階段を下りてからはそれほど距離は無い。
階段を下りて下から見るとこんな感じ

奥に見えるのが三階滝だ。少し曲がりくねった地形になっているので、ベストポジションで滝を写せる場所が見つからない。どうしても滝の下半分が岩陰になってしまうのが残念である。

滝の目の前には祠がある。
祠には「三階瀧神社」と書かれており祀られている。

頑張って滝全体を写してみた。
なかなか水量が多く、川の流れも激しいので、足場の悪い所で無理をすると、思わぬところで足を滑らしてケガをする恐れもあるので注意願いたい。

この地についての由来が書かれている。
文字が一部かすれていて読みずらいが、ここにも様々な歴史があったのだということが書かれている（たぶん・・・）