十六羅漢岩
( 分類:景勝地 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2020年05月08日
- ◇ 住 所 ◇
- 山形県飽海郡遊佐町吹浦西楯
酒田みなとIC(日本海東北道)から県道59号線経由で国道7号線を通り、道の駅「鳥海ふらっと」を過ぎて国道345号線を通る、総距離およそ16.5km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 大型車16台、乗用車96台(無料)
十六羅漢岩駐車場 - ◇ 備 考 ◇
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海岸に広がるごつごつした溶岩に、16体の羅漢像と7体の菩薩像等が巧みに彫刻されている。
明治元年(1868年)に完成した彫刻で、民衆の福や徳、除災、海難者の供養と海上安全を祈願して作られたそうです。
どこででも見かけるような海岸のゴツゴツした岩に、羅漢像が彫られているという珍しい海岸。
ここはその海岸付近にある十六羅漢岩駐車場です。
正面に見える建物は食事処、兼お土産屋さんの「サンセット十六羅漢」
駐車場スペースは、入って右側の店舗側に設けられたスペースの他に、左側の方にも広い駐車場が設けられていて大型車等も十分に停められます。
羅漢像が彫られている海岸へは、店舗の横から続く遊歩道を歩いて行きます。
海岸までは店舗からおよそ100mほどの距離になります。
歩道橋を渡った先に十六羅漢岩展望台があります。
ちなみに橋の下を通っているのは国道345号線になります。
展望台から海岸を眺めて見ると、よーっく観察すれば羅漢像らしきものがいくつか分かるかもしれませんが、ここはやはり近くでみて見ないと損な感じです。
展望台周辺は遊歩道が整備されているので海岸まで下りて行く事が容易ですが、向って右の方の国道沿いは遊歩道が整備されて無く、足場の悪い斜面を伝って行かないと行けませんが・・・。
がんばって十六羅漢を探して見ました。
まず一体目が「アジタ尊者」
展望台から一番遠い場所に彫られている像になります。
以下、遠い場所から順番に紹介して行きます。
二体目が「カリカ尊者」
三体目は「カナカバリダジャ尊者」
けっこう散らばって彫られているので見つけるのも一苦労です。
四体目は「カナカバッサ尊者」
だいぶ風化しております。
五体目「ラゴラ尊者」
意外と気づき辛い所にありました。
六体目、写真左側に「ナガセナ尊者」
七体目、同写真右上に「バジャラプタラ尊者」
八体目、写真左が「バダラ尊者」
九体目、写真右が「ハンタカ尊者」
十体目、写真中央に「ナコラ尊者」
海側の少し離れた岩場に彫られています。
十一体目、写真右側に「バナバス尊者」
十二体目、写真左側に「スビンダ尊者」
ここまでの十二体は展望台からこれだけ離れた位置になります。
のこり四体は展望台付近の方です。
右から、十三体目「ジュバカ尊者」
その左が、十四体目「ピンドラバラダージャ尊者」
少し空いて、十五体目「インガダ尊者」
左奥に見えるのは菩薩像になります。
そして最後の十六体目が「チュダハンタカ尊者」
全部見つけるのにけっこう苦労致しますが、彫る方もかなり大変だっただろう事が良く分かります。
最後に、十六羅漢マップの左側に載っていた「出羽二見」です。
夕陽が綺麗な隠れスポットになっていて、注連縄で結ばれた岩の間に落ちる夕陽を見ると幸せになれると言われているそうです。
見られるのは5月と8月頃だそうなので、お試しあれ!