白川郷 合掌造り集落
( 分類:世界遺産 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2020年02月18日
- ◇ 住 所 ◇
- 岐阜県大野郡白川村荻町
白川郷IC(東海北陸道)から国道156号線を通りおよそ5.2km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 村営せせらぎ公園駐車場(有料)他
[収容台数]
大型車 約40台、普通車 約200台、二輪車も可
[駐車料金]
大型車 3000円、普通車 1000円、二輪車 200円
[営業時間]
8:00~17:00
※世界遺産の集落は住民が生活している場でも
あるので、宿泊者以外の見学は8時から17時
までとなります。 - ◇ 備 考 ◇
- 駐車場が混雑の際は、係員により臨時駐車場(みだしま公園駐車場、または寺尾臨時駐車場)へ誘導されます。
メインとなる駐車場は、村営せせらぎ公園駐車場。
国道156号線から入ってくる集落の中心地に最も近い駐車場(有料)です。
大雪が降る中も大勢の観光客が訪れて、駐車場は観光バスがずらりと並んでいます。
せせらぎ公園駐車場に車を停めたら、まずは駐車場のすぐ近い場所に設けられている野外博物館「合掌造り民家園」を見学。
「合掌造り民家園」は白川村の使われなくなった合掌家屋をこの地に移築し保存している野外博物館です。
古風で趣のある門をくぐり奥に進むと民家園の入口があります。
こちらの見学は有料となりますが、古い合掌造りの内部を自由に見学でき、昔の生活ぶりを体感できる、見る価値のある博物館です。
入口には雪をかぶったこんな可愛い人形が置かれています。
入園料は大人600円、小人400円
開園時間は9:00~16:00となります。
園内で公開されている重要文化財の1つ「旧中野義盛家主屋」
15km離れた白川村加須良から移築された主屋で、中を覗くだけではなく屋内に上がり込んで見学する事が出来る。
主屋には更に2階と3階が有り、こちらも自由に上がり見学が出来ます。
2階部分には雪国で使われていた様々な道具が展示されており、3階部分は屋根裏の構造が見られる様になっています。
そしてもう一つ、白川郷に現存する最も古い民家「山下陽朗家主屋」
現存している合掌造りは19世紀の建築が多いそうですが、この家屋は18世紀(江戸時代中頃)に建てられたという貴重な合掌造りです。
こちらも屋内に上がり込んで自由に見学が出来ます。
今では中々見られない囲炉裏などがあり、古民家の生活様式を疑似体験です。
「合掌造り民家園」を一通り見学したら、今度は吊橋(であい橋)を渡り川向こう側の集落を見学しに行きます。
お土産店や食事処・喫茶店等が建ち並ぶメイン通り
メイン通りから脇道に入った所にも様々なお店がありますが、この集落で普通に生活している人々もいますのでマナーは守りましょう。
(見学施設以外は一般の民家ですよ!)
メイン通りに建っている温泉旅館「白川郷の湯」
日帰り入浴が可能なので、集落を歩き疲れたら温泉に入って休憩も良いですね。
入浴料 大人700円、子供300円で、営業時間が7:00~21:30(受付は21:00まで)となります。
温泉旅館の前には駐車場もあるので、車で直接来る事も出来そうですが、メイン通りは通行規制(9:00~16:00)がかかっているので御注意下さい。
開けた場所に出ると、小高い所に荻町城跡展望台があるのが見えます。
(雪で分かり辛いですが、写真中央辺りです)
展望台へは集落の外れ(山寄り)の道から上がって行く事が出来ます。
少し距離があるので車で行きたいという方は、国道360号線から回って行く事が出来ますが、積雪で道幅が狭くなっていて、すれ違いが困難な場所もあるので御注意下さい。
坂が少しきついですが徒歩で上がって行くと、こんな雪景色を眺めながら行く事が出来ます。
坂を上がり切った所には、白川郷を一望できる唯一の御食事処「天守閣」が建っています。
様々なお土産も売っていますよ!
ここには無料の駐車場が設けられていて、大雪の中観光バスが何台も止まっていて、多くの観光客で賑わっていました。
積雪でスペースが分かりませんが、観光バスが止まっている後ろの方が普通車の駐車場になっている様です。
白川郷が一望できる展望台は2ヶ所有り、1つが食事処天守閣の前に設けられた「天守閣展望台(写真左手の方)」で、もう1つは先ほどの普通車の駐車場になっていた辺りにある「荻町城跡展望台」になります。
そしてこちらが展望台からの眺め
(写真は「荻町城跡展望台」で撮影したもの)
暖冬で例年より積雪が少ない状況でしたが、それでもタイミング良く降った雪で素晴らしい雪景色が見られました。