角田岬灯台
( 分類:景勝地・灯台 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2020年10月04日
- ◇ 住 所 ◇
- 新潟県新潟市西蒲区角田浜
巻潟東IC(北陸道)から国道460号線を通り、その先で国道402号線に接続し角田浜海水浴場へ、総距離およそ17km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 100台以上(無料)※大型車も可
※角田浜海岸駐車場 - ◇ 備 考 ◇
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佐渡海峡を望む高さ12.6mの灯台。
初点灯は1959年(昭和34)11月。
灯台までの遊歩道は角田山へと続く登山道にもなっている。
付近には名勝「判官舟かくし」という洞穴もある。

おそらく夏季は海水浴客で賑わうだろうと思われる角田浜海水浴場
時期を過ぎた浜辺は、波の音だけが聞こえてくる静かな場所となる。

そんな角田浜海水浴場から見える所に角田岬灯台が立っています。
その灯台付近には名勝「判官舟かくし」という洞穴もあります。


角田浜海水浴場の灯台寄りにある駐車場
灯台まで登って行く遊歩道は角田山へと続く登山道にもなっているので、登山者等もこの駐車場を利用しているようです。


駐車場から灯台の方へ向かって歩いて行くと、崖下にトンネルが見えて来ます。
このトンネルの手前から海岸の方へ向かって行くと灯台への遊歩道があります。


手掘りで作られたような感じのトンネル
その入口付近には「名勝 判官舟かくし」と書かれた案内板が設けられていました。

トンネルを抜けて行くと、ゴツゴツした岩場の海岸線に沿ってさらに遊歩道が続いています。
海岸には釣りを楽しんでいる方も多く見られました。


先ほどの「名勝 判官舟かくし」という洞穴はこちらのようです。
トンネルを抜けてすぐ横の海岸にポッカリと空いた洞穴で、奥行きが28mもあるそうです。

海岸線に続く人工の遊歩道については案内板など何もありませんでしたが、衛星写真で見ると距離をざっくり測っても500m以上続いているようです。
もしかして国道がつながる以前に利用していた生活道なのでしょうか?

トンネルを抜けた先の海岸線から眺めた角田岬灯台
この海岸線から灯台に向かって上がって行く階段がそのそばに設けられているので、こちら側から灯台に上がって行く事も出来ます。

トンネルを抜けずに灯台に向かう場合は、トンネルの手前から海岸の方へ向かって行き、この階段を下りて行きます。

海岸から灯台に向かって登って行く階段はとても狭く、人一人分の幅しか無い上、周辺は少し崩れかかっています。

この階段は登山道の一部にもなっているので、登山者が登って来る姿も何組か見かけました。
幅が狭く急傾斜の階段が灯台まで続いて行きますので、すれ違うのは難しいかもしれません。


灯台までたどり着くと、そこには少し広めの展望所がありました。
展望所からは角田浜海水浴場が一望できます。



足下を国道402号線が横切る、角田山登山道の途中から眺めた角田岬灯台。
ここから佐渡海峡を隔てて佐渡島までは約33kmの距離になるそうで、晴れていれば佐渡島が見えるそうです。