井川湖畔遊歩道(廃線小路)
( 分類:旧鉄道跡 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2020年09月13日
- ◇ 住 所 ◇
- 静岡県静岡市葵区井川
島田金谷IC(新東名道)から国道473号線を通り、その後県道63号線→県道77号線→県道263号線→国道362号線→県道77号線→県道388号線→市道閑蔵線と経由して、最後は県道60号線を通る、総距離およそ63.5km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 普通車7台程度(無料)
(井川ダム小公園駐車場) - ◇ 備 考 ◇
-
井川ダム建設当時に資材運搬用で設けられた鉄道跡。
廃線になった井川駅~旧堂平駅間を、当時使用されていた線路を残したまま遊歩道として整備されている。
廃線小路という愛称で親しまれている井川湖畔を散策できる遊歩道。
井川駅側のスタート地点へは、井川ダムの手前からダムの上を渡らずに交差点を直進して行きます。(右が井川ダムです)
建物の下を通り抜けて奥まで進むと井川小公園があり、7台分ほどの駐車場がありますので、そちらに駐車します。
尚、手前の歩道橋をくぐってすぐ右側にも駐車場がありますが、そちらは中部電力の駐車場となるので、展示館の見学者以外は原則駐車禁止となります。
井川小公園から御手洗いの前を通り湖畔沿いに続く道があり、廃線小路はこの道の先にあります。
道はやがて左の方へ曲がり、展示館の裏手にある駐車場にたどり着きます。
廃線小路は左カーブの途中から右に行ける道があるので、そこを右に行きます。
ここが展示館の裏手にある駐車場です。
尚、井川小公園の駐車場が満車の場合は、この展示館裏の駐車場に停める事が出来るそうです。
この裏手の駐車場から展示館へ行く事も出来ますよ。
遊歩道を歩いて行き、およそ100mほど進んだところで舗装路から砂利道に変わり、その先に鉄道のレールが見えて来ます。
ここから旧堂平駅跡までの区間が遊歩道になっていて、通常は立ち入りが禁止されている線路の上を自由に歩いて行く事が出来ます。
歩いて行くと途中には井川湖の眺望ポイントがあり、そこに休憩所も設けられていました。
井川湖を眺めながら、ここでランチ休憩等色々利用できそうです。
廃線小路では、短いですがトンネルも通り抜けて行きます。
普段出来ないようなことが出来るという事だけでも、冒険心が掻き立てられてしまいワクワクしてしまいます。
トンネルを抜けてから6分ほど歩いて行くと、前方が少しひらけフェンスで囲まれた公園のような場所に出ます。
標識等は見当たりませんでしたが、ここが旧堂平駅跡のようで線路はここで途切れて終わっていました。
広場の方へ来て見ると舗装された道路がありましたので、車でこの場所に回って来る事も出来る様で、地図には駐車場のマークが書いてあります。
ここから右の砂利道の方へ行くと「夢の吊り橋」へ行く事が出来ます。
道は一本道で旧堂平駅跡からおよそ400mほど歩くと、右側に降りて行く遊歩道が現れます。
ここまでは車が通れるほどの道幅がありますが駐車出来る場所が無いので、先ほどの広場から歩いて来る方が良いようです。
遊歩道はかなり急傾斜になっているので、足元に気を付けながら下りて行くと、間もなく前方に吊橋が見えてきます。
全長およそ50~60mほどの「井川夢の吊り橋」
高さは不明だが、足元を見ればどれだけ高いかは一目瞭然です。
夢の吊り橋は、慎重に歩いて行っても見た目通りかなり揺れます。
もし余裕があるならば、周辺の景色を楽しみながら歩くと楽しいですよ。
夢の吊り橋を渡り終えて、その先に続く遊歩道を歩いて行くと、県道60号線にでます。
県道60号線側から遊歩道を下って「夢の吊り橋」まで来ると、反対側はこのようになっています。
廃線小路を経由してここまで歩いて来るも良し、車で先回りして吊り橋だけ渡って見るも良し、楽しみ方は色々あります。
大井川鐵道 井川線のトロッコ列車に乗って来ると、終点駅となる井川駅。
駅からだと廃線小路までは、歩いておよそ10分ほどになります。
一日の運転本数はやはり少ないですが、今では貴重なトロッコ列車だけに鉄道ファンには人気が有り、乗車客もけっこういました。
列車でしか見られない景色というのもあるので、列車旅も魅力があります。