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しもかわ万里長城

( 分類:公園 )


◇ 訪問日 ◇
2019年09月07日
◇ 住 所 ◇
北海道上川郡下川町西町
旭川市街から国道40号線を通り、途中国道239号線を経由して道道101号線でおよそ97km。
◇ 駐車場 ◇
有り 118台以上(無料)※大型車も駐車可能
(※桜ヶ丘公園駐車場)
◇ 備 考 ◇
下川町ふるさと交流館(展望台含む)
[入館料]大人200円、子供100円
[開館時間]9:00~17:00
[休館日]月曜(祝日の場合は翌日)

桜ヶ丘公園の周囲を囲む万里長城。その全長は2000mにおよぶという。万里長城の上は遊歩道になっていて散歩する事も可能だ。園内には他にわりと広い散策路に池、ふるさと交流館に各種運動場がある。

しもかわ万里長城2

この万里長城は、本場中国の万里長城(2万km)に比べたらほんの一人握りの長さであるが、実は全て人の手作りだという。下川町開拓100年を記念して「手作り観光日本一」を目指し町民が一致団結して、全て人手による作業で15年の歳月をかけて石を積み上げ、ついに2000年に完成したという歴史ある城壁だ。

しもかわ万里長城3

桜ヶ丘公園の駐車場。
駐車場沿いにそびえる万里長城の壁面には、なぜか様々な人の名前が刻まれていた。よくある落書きなのかと思っていたのだが、後から調べてみて理由が分かった。当時この城壁の石積みに携わった人々が記念に名前を残したという代物だった。

しもかわ万里長城4

案内図に載っていた「ふるさと交流館」とはどんな所だろうと思い、駐車場からそこに向かって歩いて行くと、途中メモリアル広場と呼ばれる場所を通る。そこは花壇の中心で時を刻む、大きな時計がある広場であった。

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メモリアル広場を通り過ぎて、ふるさと交流館の前に到着。なんか宇宙要塞のような雰囲気を感じる外観だ。交流館って言ったらもっとシンプルで、役所みたいな建物を連想するのだが完璧にその連想を裏切ってくれている。

しもかわ万里長城6

建物の周りは池になっていて、出入口までの橋が架かっている。それはまるでアトラクションの中に入って行く渡り道のような、そんな感覚にも感じる。この建物のコンセプトはいったいどんなものだったのだろうか。

建物に入ると看板が立っている。雰囲気だけでてっきり入場無料かと思っていたら、しっかりと入場料がありました。
大人は206円(10円未満は切り捨て)って、それなら200円にしてよーって感じに思う。(ちなみに、二人で入ると410円になりますので、計算がややこしいです。)

しもかわ万里長城8

建物には、展望台もありました。展望台へ行くには入口に入ってすぐ目の前にある螺旋階段を上って行きます。料金は入場料に含まれているので、受付の人の指示に従って入場しましょう。廊下の奥は資料館になっている。

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展望台から眺めたメモリアル広場の景色。公園を囲む万里長城も、ぐるっと見える。建物には展望台の他に、下川町の自然や歴史、文化資料が展示されていて、体験コーナーでその資料(道具等?)を実際に使って見る事が出来るようだ。

最初に見た公園の案内図には載っていなかったのだが、実は桑の沢川を挟んだ向こう側にも桜ヶ丘公園がつながっている。

しもかわ万里長城11 しもかわ万里長城12

場所を移動して川向こうにあるもう一つの方へとやって来た。雰囲気がガラッと変わり、公園の出入口を初め駐車場の周辺には、様々な木彫りの作品が所狭しと飾られている。

しもかわ万里長城13 しもかわ万里長城14

他に置く場所がないのか、それとも大きすぎて移動が出来ないのか定かじゃないが、駐車場の一角を占領するように作品が置かれている。おそらくだが木彫りコンテスト等で作成された作品がそのまま飾られているのではないだろうか。

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木彫り作品は遊歩道に沿って園内のいたる所に飾られている。中にはよく見るとそれぞれの作品に札が付いていて、(たしか)○○優勝作品と書かれている物もある。どれも素晴らしい作品ばかりで、ある意味ここは彫刻の森公園と呼んでもいいような所であった。


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