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納沙布岬

( 分類:景勝地・本土最東端 )


◇ 訪問日 ◇
2019年09月13日
◇ 住 所 ◇
北海道根室市納沙布
釧路市街から国道44号線を通り、根室市街に入った所で道道35号線を通る。総距離およそ147km。
◇ 駐車場 ◇
有り 大型車7台、乗用車75台(無料)
※望郷の岬公園の駐車場
◇ 備 考 ◇
日本本土四極の内の一つ「最東端」の地。
日本本土で最も早く朝日が見られる岬。
(納沙布岬の日の出は、最も早い6月で3時半過ぎ)
<北方館> ※入場無料
 開館時間:9:00~17:00
 (11月1日~2月28日は16:30で閉館)

納沙布岬1

日本本土で最も西にある納沙布岬へとやって来ました。
ここはその岬にある望郷の岬公園の駐車場です。

納沙布岬2

納沙布岬周辺の観光マップ。
”朝日に一番近い街”を売りにして日の出スポットを紹介しています。
この街の朝は、最も早い時期で3時半過ぎには日が登り始め、同時期の長崎県佐世保市では日の出が5時過ぎになるという、実に1時間半も時間差があります。

納沙布岬3

周辺で目立っているのが、高さ96mの展望施設「千島の砦 オーロラタワー」
低い建物と牧場しか周辺には無いので、いやでも視界に入ります。
(※千島の砦は、2017年3月に”望郷の塔”が名称変更しました。)

納沙布岬4

オーロラタワーはNPO法人が管理する施設で、展望台に登ると北方領土を眺める事が出来ます。
明確な表示がされていないが
営業時間は9:00~17:00、毎週火曜日が休館日となっているようです。
入館料は、大人500円、小中学生300円

納沙布岬5

茶色いアーチ状のモニュメントは「四島のかけ橋」
そのモニュメントの下では、北方領土の返還を願い「祈りの火」が燃え続けています。

納沙布岬6

四島のかけ橋の付近には、他にも希望の鐘や希望の道といった物や石碑等が設置されています。

納沙布岬7

返還を求めている北方領土と、その位置関係が地面に描かれている。
北方領土とは、歯舞群島・色丹島・国後島・択捉島の4つである。
日本人が北方領土を追われて70年以上になりますが、返還される日が来るのだろうか。

納沙布岬8

公園に建つ白い建物は、北方館と望郷の家。
入場無料で、北方領土に関する資料等が展示されています。

納沙布岬9

建物の中はこのようになっています。
写真は2階の展望室。古い地図や写真、魚類のはく製等が展示されていました。

納沙布岬10 納沙布岬11

窓際には望遠鏡が何台も設置されていて、無料で眺める事が出来ます。
望遠鏡で海を眺めると、かつては日本の灯台として海を照らしていた貝殻島灯台の朽ち果てた姿や歯舞群島等が見られます。

納沙布岬12

北方館の隣にある唯一のお土産屋さん。
中には食堂もあり、花咲カニラーメン等が食べられますよ。

納沙布岬13

お土産屋さんの前辺りに本土最東端の碑が立っています。
訪れた様々な観光客が、この横で記念写真を撮っていたりしていました。

納沙布岬14

この日はとても天気が良く、海を眺めると水平線までくっきりと見渡す事が出来ます。
岬の先端の方には灯台が建っているのが見え、早速灯台の方にも足を延ばして見に行ってみました。

納沙布岬15

本土最東端の納沙布岬灯台。
納沙布岬灯台は1872年に北海道で最初に設置された灯台で、当時は木造だったようです。
そのため、北海道灯台の発祥の地として多くの観光客で賑わっていました。

納沙布岬17

灯台から眺めた納沙布岬の海岸。
周りを見渡すと他にも歯舞群島や貝殻島灯台が、微かですが肉眼でも確認できました。

納沙布岬18

ちなみにこの海岸は、冬場に流氷が見られる事でも知られていて、タイミングが合えば写真のような流氷を眺める事が出来ます。
(※写真は2月下旬頃に撮ったものです。)


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