チバニアン 地球磁場逆転地層
（ 分類：国指定天然記念物 ）
- ◇ 訪問日 ◇
- 2018年11月20日
- ◇ 住 所 ◇
- 千葉県市原市田淵1898
木更津東IC（圏央道）から車で約25分
市原鶴舞IC（圏央道）から車で約15分
最寄りの駅は小湊鐵道の月崎駅。そこから約2km（徒歩26分）の場所 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り（無料）田淵会館付近の仮設駐車場
県道81号から脇道に入って田淵会館の前を通り過ぎて少しの所に有り。道幅が狭いところだが、81号沿いにチバニアンの簡易的な案内標識が出ている。けっこう広い駐車場が有る。 - ◇ 備 考 ◇
- 地層を見ることが出来る場所は、川沿いのため大雨が降って川が増水すると見に行くことが出来ない場所である。学術的にとても貴重な場所なので一度は見てみる価値はあると思う場所である。
けっこう広い仮設駐車場。
その一角では簡易的ではあるがチバニアンの里として小屋を設置して地元でとれた野菜や鮎の塩焼き等を販売している。
地層のある場所へ続く仮設通路
これから徐々に整備されていくのだろうか・・・
地磁気逆転層に関しての説明が書かれた説明板
平成30年10月に設置されているので、一般公開されるようになったのもつい最近の話だと分かる。
案内図通りに道を進んで降りていくと、こんな川に降り立つ。地層はどこ？と周りを見ると人が見えたので、あっちに有ることが分かったが、これは川が増水したら見に行けない場所だなと明らかにわかる。
これが貴重な地層の壁
高い位置に、この地層についての説明が書いてある看板がある。
緑と赤と黄色のプレートで地層に印があるが、それらはそれぞれ「緑：現在と同じ地場の地層」「赤：磁場が逆転していた時代の地層」「黄：磁場がふらふらしていた時代の地層」とのことである。
拡大して写真を撮ったのがこれ
説明では、ここは大昔に深海底に積もってできた地層だと言うことと、この地層を最もよく見ることができる場所はイタリアとこの場所だけだと書かれている。
この辺り一帯に色プレートで地層の境目を表している
科学の過信（かしん）・瑕疵（かし）の壁
正しい科学の目を養うことが人生を好転させる。
そう看板に書かれていました。
正直なところ、残念ながら私にはこの地層の違いがわかりませんでしたが、きっとこの地層の研究が未来につながるんだろうなと思う。
