安乗埼灯台
( 分類:日本の灯台50選 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2021年05月01日
- ◇ 住 所 ◇
- 三重県志摩市阿児町安乗小山794-1
伊勢西IC(伊勢自動車道)から鳥羽方面で伊勢二見鳥羽ラインを通り、国道167号線を経由して県道514号線を通る、総距離およそ40.1km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 普通車 約20台(無料)
徒歩15分の所に大型車駐車場有り(無料) - ◇ 備 考 ◇
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日本の灯台50選の1つで
全国に16基しかない”登れる灯台”です。
[参観寄付金]
大人(中学生以上)300円
[参観時間]
3月~10月 9:00~16:30(土日祝日、GW等)
3月~10月 9:00~16:00(平日)
11月~ 2月 9:00~16:00
県道514号線で、安乗埼灯台まであと少しという所の海沿いの道で、左側に広めの駐車スペースが設けられている。
駐車スペースの奥側に案内板が設置されていますが、ここは大型車用の駐車場として設けられています。
灯台まではここから歩くと約15分になります。
普通車の駐車場がこの先にもありますが、ここから先は道幅がかなり狭くなるため、狭い道が苦手な方は景色を眺めながら歩くのも良いかと。
大型車駐車場を通り過ぎて最初の内は海岸沿いを通ります。
この辺りはまだ道幅も狭くないですね。
海岸線からの離れ初めで傾斜のきつい坂道を上がって行くと、左側に安乗神社があります。
ここから道幅が急に狭くなって行きます。
分かれ道の所には安乗埼灯台の案内標識があり、あと何メートルと書かれているので迷うことは無いと思いますが、道幅が狭いので対向車が来てしまうとすれ違いが大変である。
くねくねした車幅いっぱいの道を通り、やがて住宅地を抜けると緑豊かな場所に出る。
安乗岬園地入口に到着です。
入口から奥に進んで行くと広い場所にでる。
しっかりと区画されてはいなかったが、この辺りが普通車の駐車場になる。
安乗岬園地の案内図
駐車場のすぐ横にある休憩舎には御手洗いの他、カフェも併設されている。
灯台の手前側は一面芝生が敷かれ、天気が良ければピクニックが出来そう
その左手に休憩舎があり、中に灯台カフェ「きんこ芋工房 上田商店」が営業している。
店内は綺麗で広々とした作り。灯台や海を眺めながらくつろげそうである。
営業時間は平日10:00~16:00(土日祝は9:30~)年中無休
晴れていれば休憩舎のテラスからは、蒼く澄んだ的矢湾を一望する事が出来る。
さらに海女さんが漁を行っている姿も見られるらしいです。
芝生広場を抜けて灯台のある岬へ
安乗埼灯台にはいくつもの歴史があり、現在は登録有形文化財に指定されているそうです。
門の手前左側に受付があり、ここで参観寄付金を支払い入場です。
灯台カードの二次元コードも受付横にあるので御注意。
門を過ぎたら灯台までは一直線の道。
特徴的な四角い形状の灯台が見えます。
灯台の周りには
ベンチなどが設置されていて、くつろげるようになっている。
裏の方まで回ると灯台の壁面に安乗埼灯台の絵が描かれていた。
2014年の灯台絵画コンテストで金賞を受賞した作品を壁面にラッピングしてるそうです。
正面の入口に戻り灯台のてっぺん目指して登ります。
入口を含め壁面には写真やパネルなどがいくつも掛けられています。
安乗埼灯台は映画「喜びも悲しみも幾年月」(昭和32年)のロケ地の一つになったそうで、そのロケ風景の写真が展示されていました。
灯台の上からの眺め
天気は残念な状態だが、晴れていれば絶景のオーシャンビューが眺められるという人気の場所。
灯台のレンズもこんな間近に見える。
灯台に登った後は、灯台資料館へ立ち寄り。
こちらは入場無料で自由に入場できます。
資料館の中には、灯台に関する歴史や、古い時代に使われていたレンズや機械がいくつも展示されています。
1873年(明治6年)4月に建設された初代安乗埼灯台の模型(1/3スケール)
当時は総欅造りの木造灯台で、高さは約13mあったそうです。
1948年(昭和23年)の改築時まで使われていたようです。