大王埼灯台
( 分類:日本の灯台50選 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2021年05月01日
- ◇ 住 所 ◇
- 三重県志摩市大王町波切54
伊勢西IC(伊勢自動車道)から鳥羽方面で伊勢二見鳥羽ラインを経由して、国道167号線を通る、総距離およそ40.6km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 大型車2台、普通車20台(有料)
普通車/バイク 300円、中型2000円、大型3000円
大王崎観光駐車場(営業時間 8:45~16:30) - ◇ 備 考 ◇
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日本の灯台50選の1つで
全国に16基しかない”登れる灯台”です。
[参観寄付金]
大人(中学生以上)300円
[参観時間]
3月~10月 9:00~16:30(土日祝日、GW等)
3月~10月 9:00~16:00(平日)
11月~ 2月 9:00~16:00
大王埼灯台から最寄りの市営駐車場
ここは有料で普通車は1回300円となり、左の受付で料金を支払います。
大王埼灯台へはこの駐車場から波切漁港(赤い矢印)の方へと歩いて行く。
距離にすると灯台まではおよそ460mほどになる。
左が羽切漁港
右はお店の様ですが、どこもシャッターが閉まっています。
100mほど歩いて行くと正面に別の駐車場が見えて来る。
こちらは民間の駐車場で漁協が運営しているそうです。
料金はこちらも300円なので、空いていればこちらの方が灯台から近いです。
ここから灯台までのルートが二手に別れ
1つは正面の道を進み地図の上側を通る左回りと
もう1つは左に折れて進み地図の左側を通る右回り。
どちらから向かっても1周して戻って来れるので、今回は左から進み、右回りで灯台へ向かってみる事にしました。
波切漁港を左手に眺めながらのんびり歩いて行く
漁船がいくつも止められていて、内陸の人には普段見られない港町って感じが良いですね。
ここを右折して路地に入って行く
右折せずに直進すると波切神社へ行くようだ
路地を抜けるあたりから灯台が見えて来る
防波堤の階段を上がって行くと、海岸が見え太平洋が目の前に広がります。
海岸沿いに設けられた防波堤上の遊歩道から灯台へと続く階段を上がって行く
階段の途中で振り返って見ると、こんな景色が眺められる。
海が蒼く綺麗である。
建物の間を抜けて階段を登り切ると灯台前広場に出ます。
向かって左が灯台の入口になる。
尚、大王埼灯台も登録有形文化財に指定されています。
こちらが大王埼灯台
1884年(明治17年)に建設計画が起きていたが、諸般の事情により計画が遅れてしまい、1927年(昭和2年)10月に初点灯し開始されてきたそうです。
灯台の左側には大王埼灯台ミュージアムがある。
いわゆる展示室なので後で寄って見ます。
灯台を登り始めると通路の途中からラウンジコーナーの部屋へ入れる。
ここは灯台の2階部分になり、絵画や写真などが展示されている。
灯台カードの二次元コードもこの部屋にある。
上まで登り、灯台から西方の景色
海に突き出した崖の上に公園が見えるので、そこも後で立ち寄って見る。
灯台から北方の景色
駐車場から先ほど歩いて来たのがこちら側
灯台の真下、入口広場の景色
屋根の上にあるイラストは真珠貝のようだ。
灯台のレンズもこんな近くに見える。
下に降りて灯台の南側に回って見ると、灯台では珍しい扇型をした二階建付属舎になっている
2階部分が先ほどのラウンジコーナーである。
次に大王埼灯台ミュージアムを覗いて見る。
中は2階建てになっていてそれぞれを見学出来る。
展示室の入口に展示されている大王埼灯台の模型(スケール:1/35)
なかなか良くできている
1階の部屋には大王埼灯台の建設当時のレンズが展示されていて、スイッチを押すと実際に回転し、その輝きを体験する事が出来る。
2階に上がると灯台の歴史とその役割について、展示物を交えてパネルで分かり易く説明している。
灯台を一通り見学した後は、灯台の上から見えた公園へ行って見る。
写真は無いですが、この途中でお店を数店通り過ぎて来ました。
この公園は案内図にも載っていた「八幡さん公園」で、大きく書いていませんが波切九鬼城址だったようです。
公園の中央には絵かきの銅像が置かれています。
きっと、晴れた日にはこの公園にやってきて、この絵かきの銅像のように大王埼灯台をここから眺めながら絵を描いている人が居る事でしょう。
大王埼灯台に来たら、是非この公園まで足を延ばしてみて欲しい。
それほど素晴らしい景色がここに在りました。