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小野川不動滝

( 分類:景勝地・滝 )


◇ 訪問日 ◇
2019年07月06日
◇ 住 所 ◇
福島県耶麻郡北塩原村大字檜原小野川
猪苗代磐梯高原IC(磐越道)から国道115号線を通り、途中県道2号線を経由して国道459号線へ、その先、裏磐梯ビジターセンター前の交差点を右折して道なりに進んで行くと小野川不動滝入口に到着。
◇ 駐車場 ◇
有り 乗用車14台(無料)
別ルートの入口側にも駐車場有り 大型1台、乗用車17台
◇ 備 考 ◇
落差25mの直瀑。
「小野川湧水」として名水100選にも選ばれている。
滝までは2つのコースが有り、1つは参道の趣を感じられるコース、もう1つは昔のトロッコ道を通るコースになっている。

小野川不動滝1

国道459号線を曲がり、道なりにおよそ4.8kmほど進むと左側に「←小野川不動滝」という標識が現れる。

小野川不動滝2

標識の有る所を左折すると、少し勾配がきつい登坂になっており、道幅も狭い道になる。

小野川不動滝3 小野川不動滝4

道なりに進んで行くと、道中は所々ギリギリ車がすれ違いできるほどの道幅になり、しばらく進むと橋が見えて来る。

小野川不動滝5

橋を渡った先が小野川不動滝の駐車場になっている。
およそ14台ほどが駐車できるスペースである。

遊歩道入口の脇に案内図がある。
現在地点は、2つあるコースのうち「参道を趣を感じられるコース」の方だ。こちら側は滝までの距離がおよそ740mと、もう一つのコース(1.7km)よりも距離が短い。

小野川不動滝7

これが自然探勝路「参道コース」の入口。
微妙な鳥居の入口である。もしかしたら上の部分は朽ちて無くなってしまったのかもしれない。

小野川不動滝8

最初の方は道が石畳になっていて参道のような雰囲気であったが、歩くにつれて石畳が無くなり地面がむき出しの砂利道になってしまった。まるで水路のようにも見える。

小野川不動滝9

通路を抜けると、今度は石段が続く道が待っていた。
参道を意識してなのか石段の両側には2個だけだが灯篭が立っている。

小野川不動滝10

やっとこさ石段を登りきると平坦な道になっていた。
資料によるとこの平坦な道は、木材搬出に利用していたトロッコの軌道敷跡のようだ。滝まではここからあと200m。

小野川不動滝11

平坦な道を歩いて行くと、小さな古びた小屋が見えて来て、その奥には橋も見える。
小屋の中には特に何も無いが、昔はここに不動明王を祀っていたと思われる跡だけが残っていた。

小野川不動滝12 小野川不動滝13

小野川不動滝に到着。
川にはまだ新しめの橋がかかっており、その橋が丁度展望台のような感じになっている。

新緑に囲われ豪快に流れ落ちる滝と、流れゆく川が見事なコンストラクションとなっており、個人的にはお気に入りの一枚である。

これは滝の左側から可能な限り近づいて撮った写真。
滝に見とれながら何枚も写真を撮っている間も、何組かの観光客が滝を見に来ていた。

小野川不動滝16

滝からの帰り道は、せっかくなのでもう一つのコースから戻ってみる事に。
昔トロッコが通っていただけに、とても歩き易い平坦な道である。

小野川不動滝17

半分くらいだろうか歩いた所で道が分岐になっている。一つはまっすぐ進む平坦なトロッコ道、もう一つは下って行く道だ。ここには標識が何も無い。
(おそらくは直進なんだろうが・・・)

小野川不動滝18 小野川不動滝19

迷った挙句、ここはあえて下っていく道の方に進んでみる。
道を少し進んだだけでも、雑草が割と生い茂り、いかにもあまり人が通らない道だと分かる。行きつくところまで進んでみると、舗装された道路に出た。位置的にはおそらく2ヶ所ある駐車場の中間地点くらいの場所に出たと思われる。

小野川不動滝20 小野川不動滝21

再び分岐地点まで戻り、今度はトロッコ道の方を歩いて行く。
道が所々木道になっているが基本的には、ほぼ平坦な道だ。しばらくそんな道を歩いて行くと、今度は駐車場が見える舗装道路に出る。

小野川不動滝22

ここがつまり第2駐車場って言われる場所だろう。
最初に標識があった道を曲がらずに、道なりに上がってくると、ここの駐車場にたどり着く。ちなみにここには仮設トイレが設置されている。

小野川不動滝23

第2駐車場から見た、トロッコ道コースの入口。
こっちから滝までは1.7kmと倍以上の距離があるが、滝までほぼ平坦な道になっているので、足腰の弱い人はこちらのコースの方が良いのかもしれない。


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