一・二ノ滝渓谷
( 分類:景勝地・滝 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2021年07月24日
- ◇ 住 所 ◇
- 山形県飽海郡遊佐町吉出
遊佐比子IC(日本海東北道)から国道7号線を経由して県道208号線、国道345号線、県道60号線と通り、総距離およそ18km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 普通車 約20台(無料)
- ◇ 備 考 ◇
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一ノ滝は、落差約20mの直瀑。
滝見台が設けられており、滝を間近に眺める事が出来る。
二ノ滝は、一ノ滝の上流にあり落差約20mの直瀑。
二筋に分かれて流れる滝で、厳冬期には滝全体が凍り巨大な氷柱になるという。
一・二ノ滝駐車場はこちら
県道60号線を通り、その終点付近に設けられています。
黄色い標識から300m先は行き止まりです。
割と広めの駐車場で、登山者の駐車場にもなっています。
トイレも設置されているのが嬉しい所。
駐車場からおよそ40mほど離れた所に遊歩道の入口があります。
遊歩道は一ノ滝神社の参道にもなっていて赤い鳥居が目印になります。
最初に目指すのは一ノ滝、駐車場から約5分ほどの距離です。
遊歩道は緩やかな道から始まり、後半はけっこう下って行きます。
間もなくして辿り着くのが一ノ滝神社
山の中にある割には立派な建物が建っています。
神社を通り抜けて奥の方へ行くと鉄製の階段が設けられていて、その階段を下りて行った先に一ノ滝の観瀑台が設けられています。
二ノ滝は、一ノ滝の上流に位置する滝。
一ノ滝からさらに20分ほど歩いて行った場所になります。
遊歩道の所々に立つ「二の滝遊歩道」の標識。
先の程の一ノ滝は№3になり、この先の二ノ滝は№10のポイントになります。
一ノ滝から10分ほど歩いた地点にある休憩ポイント
ちょうど中間地点に当たる場所になります。
ちなみに№は7になります。
遊歩道は起伏が少なく、川に沿って緩やかに登って行くという感じです。
木々の隙間から渓流を眺めたり、切り立つ岩壁を見上げたりと、ノンビリ観察しながら歩けます。
そして一ノ滝からおよそ20分、二ノ滝神社に到着です。
こちらは簡易的な造りの建物で中は薄暗く、扉も無い神社でした。
二ノ滝へは神社の脇から裏手の方へ進みます。
その先に鉄の橋が架かっているので、これを渡ります。
尚、川の水量が多いときは通行止めになるようです。
ここから更に10分ほど歩いた場所に展望台が設けられているのですが、橋から先は遊歩道がかなり荒れていて歩き辛くなっています。
展望台は滝の上の方に設けられているので、石段をさらに上がって行きます。
石段はボロボロで、かなり苔生しているので慎重に歩きます。
急斜面を一気に上がって行くように遊歩道が設けられていて、この間はけっこうしんどい道程です。
落ち葉も堆積しているので滑りやすい。
そしてようやくたどり着いた展望台は、自然の地形を利用して設けられたような場所で、ちょうど滝の上に位置しています。
展望台から眺めた二ノ滝
落差は約20mですが、上がって見るとけっこう高く感じますね。
こちらは滝の上流側の様子
大岩がごろごろしている隙間を水が流れて来ています。
遊歩道として整備されているのは展望台が終点となり、ここから先は完全に登山道になっています。
展望台へ向かう途中に分かれ道があるのですが、分かり辛い。
登山道には標識が無く、途中迷いそうにもなりましたが、起伏が少なく緩やかに上がって行くといった感じです。
(一部急斜面を登る所もありましたが)
展望台の分かれ道からおよそ10分、登山道の分かれ道が現れます。
地図には載ってませんでしたが三ノ滝もあるようです。
三ノ滝は情報が無く、距離も分からないのでこの日は断念しました。
分かれ道を左(二ノ滝駐車場方面)に進むと、周回コースの折り返し地点となる”狭霧橋”を渡ります。
狭霧橋から眺めた渓谷の様子
橋の上流側には小さな滝がいくつか見られました。
この先は、草木に覆われた登山道を20分ほどかけて駐車場へ戻ります。