タルマの滝・親水公園
( 分類:公園 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2020年02月17日
- ◇ 住 所 ◇
- 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根
松本IC(長野道)から国道158号線を通り、中部縦貫道(有料道路)を経由して国道471号線を通る、総距離およそ55km。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り 乗用車約10台(無料)
付近に防災情報センターの無料駐車場も有り - ◇ 備 考 ◇
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【主なイベント】
◆タルマかね氷ライトアップ
開催日:12月下旬~2月下旬
◆そば祭り
氷室そば:5月中旬頃、新そば:11月上旬頃
奥飛騨温泉郷を通る国道471号線から横道に入った、一重ヶ根地区の親水公園。
この公園に流れるタルマの滝周辺にて毎年12月下旬から「かねこおり」ライトアップイベントが行われています。
ちなみに「かねこおり」とは飛騨の方言で氷柱やつららを意味するそうです。
イベント会場の駐車場はこちら。
道路沿いに「かね氷」ライトアップと書かれた看板が立てられており、直近の道を曲がると奥の方にライトアップ駐車場と書かれ、10台分ほどの駐車スペースが設けられています。
イベントが行われるこの公園は、砂防堰堤が築かれている河川のそばで、園内にはイワナやヤマメ等が産卵時期に遡上できる魚道が設けられた小さな公園です。
坂を下りた所にある小さな小屋は「たるまの館」
毎年時期になると、この「たるまの館」にてそば祭りが開催され、期間限定の打ち立てのそばが食べられるそうです。
ライトアップ会場は左側の坂を上がって行った奥側です。
日が暮れると小屋の後ろの方でライトが灯され、ライトアップイベントが始まります。
訪れた時は、まれに見る暖冬で雪がほとんど有りませんでしたが、例年この時期はかなり積雪があるようです。
小屋の正面を左の方に行くと砂防堰堤があり、川が滝となって流れています。
その砂防堰堤の手前に何やら怪しいトンネルを発見。
実は砂防堰堤の下には観光トンネルが設けられていて、イベント等も行っている様です。
トンネルを通り抜ける事は出来ませんでしたが、この時にはモンスターハンターイベントが行われていて、壁に様々なモンスターのパネルが飾られていました。
夜になるとこのトンネル内も数万個のLEDで色飾られたイルミネーション会場となります。
トンネル内には数ヶ所ほど外に通じる横穴が設けられていて、水飛沫が中に入ってこないようにカーテンが下がっていますが、そのカーテンの間から覗いてみると、この様に滝の裏側を見る事が出来ます。
トンネル内にはもう一つ「たるま姫」が祀られています。
詳しい事は不明ですが、この地には古くから”たるま姫伝説が残る縁結びの地”として語り継がれており、ご縁札や絵馬札に願い事を書いてこの場所で祈願すると願いが叶う…と言われているそうです。
”たるまの館”の横の坂を上がって行き、日が暮れる前にライトアップ会場の下見をしてみた。
会場は思っていたより規模は小さく、雪が積もっていない事も相まって迫力が足りない感じがします(せめて積雪は必須かなと思う所)。
それでも夜には少し雪が降り積もり「かねこおり」ライトアップイベントが始まりました。
※実はこの日夜遅くから大雪になりました。
例年にない暖冬の中、頑張って作り上げた氷柱にイロトリドリのライトアップが行われ会場を盛り上げます。
これで例年通り積雪が増えれば、盛り上がりはもっとヒートアップする事でしょう。次の機会に期待しています。